2017年12月01日

残穢

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新潮社より¥637で発売中

第26回山本周五郎賞受賞

<あらすじ>
この家は、どこか可怪しい。転居したばかりの部屋で、何かが畳を擦る音が聞こえ、背後には気配が……。だから、人が居着かないのか。何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢れ」となり、感染は拡大するというのだが――山本周五郎賞受賞、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編!
新潮社HPより引用)


映画化もされ、先にそちらは鑑賞済みです。
ホラーの割には合理的で比較的面白かったのは覚えています。
結末もわかって読み進めましたので、正直怖さはなかったです。

ドキュメンタリー風の口調で書かれていて、怖がらせようという意図はなく、淡々と事実だけを書き連ねていくのが余計に怖さを倍増させています。

小野作品の「屍鬼」とは異質のジャンルです。

長い時間をかけて読んだので、登場人物の多さに頭が混乱します。
一覧表を作ってほしかったです。
映画の時は地図もあったので分かりやすかったですが、文字だけ見ると覚えられません。
最後にはこれがどこの誰だったかわからなくなっても、あきらめて調べることなく読みました。
それくらい多いです。

ですので、一気読みを推奨しますが、「家」にまつわるホラーなので、苦手な方はご注意を(笑)
家に帰れなくなりますよ。

身近に起こる怪奇現象をたどっていけば、より恐ろしい事件や事故が出てくる・・・という連鎖。
映画を観たときはどこまで掘り起こすんだろうと思っていましたが、原作を読んで納得。
結論もホラーらしさとはかけ離れていますし、映画とは違ったオチになっています。

「リング」を観たときはビデオを観ただけで感染するという感染力の強さに驚きましたが、今はネットの時代。
一瞬で全世界が感染する世の中になってしまうのでしょうか。
posted by みづき at 18:27| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

空飛ぶ広報室

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幻冬舎より¥831で発売中

<あらすじ>
不慮の事故で夢を断たれた元・戦闘機パイロット・空井大祐。異動した先、航空幕僚監部広報室で待ち受けていたのは、ミーハー室長の鷺坂、ベテラン広報官の比嘉をはじめ、ひと癖もふた癖もある先輩たちだった。そして美人TVディレクターと出会い……。ダ・ヴィンチの「ブック・オブ・ザ・イヤー2012」小説部門第1位のドラマティック長篇。
幻冬舎HPより引用)


ついニヤニヤしながら読んでしまう有川作品。
こちらも、ほほえましい光景が想像できて、ついニヤけてしまいました。
544ページと長編なのに、ずっと読んでいたい作品でした。

観ていなかったけどドラマ化されたのは知っているので、頭の中の空井は完全に綾野剛。
でもリカはガッキーじゃなくて、北川景子かな?

自衛隊のことは詳しくないので、初めて知ることが多く勉強になりました。
舞台が広報室ということもあって、分かりやすく説明してもらえました。

不慮の事故でブルーインパルスのパイロットの夢を絶たれた航空自衛官が、広報室という新たな場所で自分を取り戻そうとする成長の過程が描かれています。

広報という仕事についても親しみが湧きました。
素敵なキャラの同僚たちとの仕事場の雰囲気まで伝わってきました。

それが有事の際には一変して見せる別の面。
文庫版には「あの日の松島」という加筆された作品が収められています。
ほぼノンフィクションだということが理解できたので、涙なしには読めませんでした。

淡い恋愛もあり、お仕事小説でもあり、いろんなパワーをもらえました。
posted by みづき at 15:39| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月24日

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

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原題:MISS PEREGRINE'S HOME FOR PECULIAR CHILDREN

20世紀フォックスより¥4309で発売中

2016年度作品/アメリカ

<監督>
ティム・バートン

<原作>
ジェーン・ゴールドマン

<出演>
エヴァ・グリーン
エイサ・バターフィールド(「ヒューゴと不思議な発明」
クリス・オダウド
アリソン・ジャネイ(「SPY/スパイ」など)
ルパート・エヴェレット
テレンス・スタンプ
エラ・パーネル
フィンレー・マクミラン
ローレン・マクロスティ
ラフィエラ・チャップマン
ヘイデン・キーラー=ストーン
ジョージア・ペンバートン
マイロ・パーカー
ピクシー・デイヴィーズ
キャメロン・キング
ジョセフ・オドウェル
トーマス・オドウェル
ルイス・デイヴィソン
キム・ディケンズ
ジュディ・デンチ
サミュエル・L・ジャクソン

<あらすじ>
フロリダで生まれ育ったジェイクは、周囲になじめない孤独な少年。そんな彼の唯一の理解者である祖父が謎めいた死を遂げた。祖父の遺言に従って小さな島を訪れたジェイクは、森の奥で古めかしい屋敷を発見。そこには美しくも厳格なミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちが住んでいた。やがて彼らと心を通わせ、夢のような時間を過ごしたジェイクは、自らに宿ったある“力”に気づき、屋敷に迫る恐るべき脅威に立ち向かっていくのだった……。
20世紀フォックスHPより引用)

<おすすめ度>
★★★★☆


子供向きのファンタジーかと思って気楽に観ようと思ったら、意外に難しくて奥深いものでした。
むしろ大人向きですね。
さすがはティム・バートン。

原作を知らないのですが、もう少し説明があってもいいのかも。
ループものなので、事前知識なしで観ると頭がこんがらがってきます。
わからないところはネットであらすじを調べながら観ました。

そして、子供達が多すぎ(笑)
顔と名前が覚えられません。
しかも、みんな持ってる特殊能力が違う。
X−MENの子供バージョンとでも言えばいいでしょうか?

子供達がみんな個性的でキャラクターが生きています。
個々の強みを活かして力を合わせて戦うシーンは見ものです。
posted by みづき at 19:36| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月21日

東京湾景

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新潮社より¥562で発売中

<あらすじ>
押し寄せる淋しさと愛おしさ。渇いた心を潤いで満たす奇跡のラブストーリー。

「愛してないから、こんなに自由になれるの」「それでも、お前と一緒にいたかったんだよ」。品川埠頭の倉庫街で暮らし働く亮介が、携帯サイトの「涼子」と初めて出会った25歳の誕生日。嘘と隠し事で仕掛けあう互いのゲームの目論見は、突然に押し寄せた愛おしさにかき消え、二人は運命の恋に翻弄される。東京湾岸を恋人たちの聖地に変えた、最高にリアルでせつないラブストーリー。

新潮社HPより引用)


久しぶりの吉田作品です。

こちら、数年前に月9でドラマ化されているのは覚えていたのですが、観ずじまいでした。
読み進めて行く中で、亮介役が気になりウィキペディアで調べましたが、そうでした。
韓流ブームに流されて、勝手に涼子が在日に変わり、プロデューサーの恋愛体験も交えた興味ない内容に変えられてこき下ろされてたやつでした。
よくあの内容でドラマ化OKしたもんです。

と、まぁ、あらすじは少し分かった状態で読み始めました。

品川埠頭とお台場が舞台になっていますが、お台場のきらびやかな世界観ではなく、少し寂し気な品川埠頭のコンテナ倉庫街というのが味があっていいですね。

出会い系サイトを通じて知り合った二人が真の恋人になれるか・・・といったお話しです。
二人の恋愛観よりも風景に魅了されました。
posted by みづき at 21:32| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月13日

海猫(下)

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新潮社より¥637で発売中

第10回島清恋愛文学賞受賞

<あらすじ>
広次と薫の恋は、壮絶な結末を迎えた。それから十八年後、薫の愛したふたりの娘は、美しい姉妹へと成長していた。美輝は北海道大学に入学し、正義感の強い修介と出会う。函館で祖母と暮す美哉は、愛してはいけない男への片想いに苦しむ。母は許されぬ恋にすべてを懸けた。翳を胸に宿して成長した娘たちもまた、運命の男を探し求めるのだった。女三代の愛を描く大河小説、完結篇。
新潮社HPより引用)


ようやく下巻も読み終わりました。

ネタバレになりますが、下巻は薫と広次の衝撃的な運命を迎え、その後は二人の娘の成長話がメインとなってきます。

薫の選ぶ道やその後の展開に期待していたのですが、突然の幕切れでした。
いきなりトーンも変わってしまい、戸惑いながら娘たちの章を読み始めました。

純粋に美しく育った娘なのに、生まれながらにして背負った罪や運命を受け入れて生きていく姿は悲しくもあり、たくましくもありました。
愛を知った女性は強くなれるんですね。

ただ、誰よりもたくましかったのはタミでした。
一人の人を愛し続け、人一倍苦労しながら激動の時代を生き抜き、子供達を育て上げたその生涯はかっこよかったです。

寒々とした極寒の地の舞台が物語と非常にマッチしていました。
北海道の美しい情景描写に、訪れてみたい気持ちになりました。
冬の凍てつくような寒さの中で燃え上がる愛が印象的でした。
posted by みづき at 18:32| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月09日

デザイニングアイブロウコンパクト

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<花王 オーブ クチュール デザイニングアイブロウコンパクト BR811 ¥3456>



見たまま塗るだけシャドウのアイブロウ版です。

お色は2色あり、こちらはライトブラウン。

左側2色はふんわりパウダーで眉頭を柔らかく見せてくれ、右側はしっとりパウダーでしっかりと眉を描きます。
自然なグラデーションになるので、違和感もありません。

私はこのパウダーでアウトラインを描いて、ペンシルで隙間を埋めるように描いています。
が、ほぼこちらのパウダーだけでも十分に仕上がります。

その上からアイブロウコートを塗るので、そのおかげもあって落ちることはありません。
パウダーにも皮脂吸着パウダーが配合されているので、塗らなくても問題ないのかもしれません。

パウダーは別のアイブロウブラシを使用しているのですが、付属のブラシも優秀らしいんです。
眉頭用は日本人の理想の眉の太さに合わせて作られているし、眉尻用はすっきりとしたラインが描けるように考えられているそう。

付属のブラシと侮るなかれと言うことですね。
早速使ってみます。
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2017年09月08日

マイクロ エッセンス ローション

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<エスティ ローダー マイクロ エッセンス ローション 150ml ¥12420>



肌ダメージを受けにくくするため、土台から守ってくれる化粧水で、日本人女性の肌に合わせて作られたそうです。

無色のテクスチャーで無香料。
外資系にしては無香料というのは珍しいですね。
ただ、ピテラ臭の様な原料臭がします。
私には苦手な臭いです

まずはコットンに取ってパッティング。
その後にハンドプレスでも重ねづけします。

ハンドプレスをするととろみを感じました。
そのせいか浸透も少し遅い気がします。
丁寧に入れていくとキメや保湿に効果が感じられますが、あまり好きなタイプの化粧水ではなかったです。
posted by みづき at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | コスメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月07日

フェイスウォッシュ フローラルハーブ

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<ジャパンゲートウェイ Mellsavon フェイスウォッシュ フローラルハーブ 130g ¥496>



リニューアル前から使っている洗顔料です。
より泡立ちやすくなったようで、少量でもモコモコの泡ができました。
泡の弾力だけで洗うととても気持ちいいです。

フローラルハーブの香りということで、確かに香りはしますが洗っていても気になるほどではありません。
きつい香りではないですし、後まで残ることもありません。

つっぱるほどではないですが、少し洗い上がりの潤いが気になるところ。
このお値段ですし、洗浄力が高い分そのあたりは仕方ないのかも知れませんね。
posted by みづき at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | コスメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月06日

ウィングスプレンダー マスカラ

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<エレガンス ウィングスプレンダー マスカラ BK10 ¥4320>



3種類の太さ・硬さ・形の違う繊維が入っているマスカラです。
その繊維が細かいので、塗ると長さが出て上品な目元に仕上がります。

1本1本にきれいにフィットしてくれるので、まるでまつエク並み。
ダマにならないので、塗っていてストレスがありません。
ただし、ボリュームを求めてる人には物足りないと思います。

皮脂や汗にも強いそうで、オフするまでにじみや落ちは全くありません。
繊維がしっかりついているので、オフするのもしっかりと洗い流す必要があります。

時短できれいな仕上がりになるのでおススメです
posted by みづき at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | コスメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月05日

イーブン ベター エッセンス ローション

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<クリニーク イーブン ベター エッセンス ローション 100ml ¥4104>



日本人女性の肌質に向けて作られた化粧水です。

ドライ用とオイリー用の2種類あるのですが、迷わずにドライ用をチョイス。
保湿には1番気を使うようになりました。

白濁色でとろみのあるテクスチャー。
無香料なのですが、私にはなぜかわさびの臭いを感じました。
原料臭なんだと思いますが、わさびにしか思えなくて、そこがダメでした。
まだ、香料があった方がマシです。

洗顔後にハンドプレスでつけていました。
化粧水はケチらずにたっぷりつけたいので、何度も何度も重ねていくと、肌がもっちりとしてくるのが感じられます。

乾燥を感じることはありませんでしたが、保湿力に特化した化粧水の割には特別優れてるとまでは思えませんでした。
posted by みづき at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | コスメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする