2016年11月15日

流星ワゴン

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講談社より¥788で発売中

<あらすじ>
38歳、秋。ある日、僕と同い歳の父親に出逢った――。
僕らは、友達になれるだろうか?

死んじゃってもいいかなあ、もう……。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして――自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか――?「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。

講談社HPより引用)


以前から気になっていた作品です。
ようやく読めました。

よくあるタイムスリップものとは異なります。
過去に戻ることはできても、過去を変えることはできない。
結局は現実を生きるしかありません。

チュウさんの武骨な生き方もかっこよかったです。
ラストのお別れのシーンでは涙が止まりませんでした。

シリアスなお話しですが、橋本親子の存在やコミカルな会話で和ませてくれます。

どんな辛い現実でも、生きている限り希望はあります。
辛い局面にぶち当たっても、「死んだっていいや。」じゃなくて、「生きてみてもいいかな。」と思うようにします。
要は気の持ちよう。
posted by みづき at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月07日

疫病神

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新潮社より¥767で発売中

<あらすじ>
建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。たび重なる妨害。事件を追う中で見えてきたのは、数十億もの利権に群がる金の亡者たちだ。なりゆきでコンビを組むことになったのは、桑原保彦。だが、二宮の〈相棒〉は、一筋縄でいく男ではなかった――。関西を舞台に、欲望と暴力が蠢く世界を描く、圧倒的長編エンターテインメント!
新潮社HPより引用)


初読みの作家さんです。

思いっきりのハードボイルド。
舞台が若干土地勘あるだけにリアルです(笑)

登場人物は多いし、しかも全員悪党!
つながりも複雑だしで読み進めるのに時間がかかりました。
途中、相関図が出てきたのでだいぶ助かりました。
裏の関係性もあり、大人の世界は複雑なんだなぁと思いました(笑)

駆け引きなど手に汗握る展開が盛りだくさんです。

シリーズの一作目だそうです。

カタギの二宮さんが桑原さんに触発されて、どんどんおかしくなっていくさまが面白かったです(笑)
桑原さんのおとぼけキャラも素敵でした。

二作目も読んでみようと思います。
posted by みづき at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月06日

マネー・ショート 華麗なる大逆転

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原題:THE BIG SHORT

パラマウントより¥4309で発売中

2015年度作品/アメリカ

第41回LA批評家協会賞 編集賞受賞
第88回アカデミー賞 脚色賞受賞


<監督>
アダム・マッケイ

<脚本>
チャールズ・ランドルフ
アダム・マッケイ

<出演>
クリスチャン・ベイル
スティーヴ・カレル
ライアン・ゴズリング
ブラッド・ピット
ルディ・アイゼンゾップ
ケイシー・グローヴズ
マリサ・トメイ
アデペロ・オデュイエ
レイフ・スポール(「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」)
ハミッシュ・リンクレイター
ジェレミー・ストロング
ジョン・マガロ
フィン・ウィットロック
デイヴ・デイヴィス
メリッサ・レオ
カレン・ギラン
マーゴット・ロビー(「スーサイド・スクワッド」
セレーナ・ゴメス

<あらすじ>
金儲けはヤツらから学べ!
ウォール街を出し抜き、4000億円を稼ぎ出した男たち

常識破りの一発逆転エンターテイメント!

2005年、へヴィメタルをこよなく愛する金融トレーダーのマイケルは、格付の高い不動産抵当証券の事例を何千も調べていくなかで、返済の見込みの少ない住宅ローンを含む金融商品(サブプライム・ローン)が数年以内に債務不履行に陥る可能性があることに気付く。しかし、その予測はウォール街の銀行家や政府の金融監督機関からまったく相手にされなかった。そんななか、マイケルは“クレジット・デフォルト・スワップ”という金融取引に目をつけ、ウォール街を出し抜こうと画策する。同じころ、マイケルの戦略を察知したウォール街の銀行家ジャレットは、信用力の低い低所得者に頭金なしで住宅ローンを組ませている大手銀行に不信感を募らせるヘッジファンド・マネージャーのマークを説得し、“クレジット・デフォルト・スワップ”に大金を投じるよう勧める。また、今は一線を退いた伝説の銀行家であるベンは、この住宅バブルを好機と捉えウォール街で地位を築こうと野心に燃える投資家の二人から相談を持ち掛けられる。ベンは自分のコネクションを使って、彼らのウォール街への挑戦を後押しすることを決意する。三年後、住宅ローンの破綻をきっかけに市場崩壊の兆候が表れ、マイケル、マーク、ジャレット、ベンは、ついに大勝負に出る……。

パラマウントピクチャーズHPより引用)

<おすすめ度>
★★☆☆☆


リーマンショックを予見した男たちの実話を描いた物語です。

当時、ニュースではよく耳にしていましたが、実際に何が起こっていたかまでは理解していませんでした。
世界的な経済不振に陥った原因が、こんなことだったなんて。
専門用語も多く、今回の映画でも途中までしか理解できませんでしたが、要は制度自体に落ち度があったんですよね。

過信と無関心。
結局日本のバブル崩壊と何も変わらないのかも。

ただ、これはリーマンショックで成功を収めた側からの視点なので、実際には職を失うなど悪影響を受けた側のほうが圧倒的に多いというのは事実。
邦題もなんか的を外れている気がするし、なんだか後味が悪かったです。
posted by みづき at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする