2017年07月10日

パイロットフィッシュ

200302000011[1].jpg

角川書店より¥514で発売中

2002年 第23回 吉川英治文学新人賞受賞

<あらすじ>
かつての恋人から19年ぶりにかかってきた一本の電話。アダルト雑誌の編集長を務める山崎がこれまでに出会い、印象的な言葉を残して去っていった人々を追想しながら、優しさの限りない力を描いた青春小説。
角川書店HPより引用)


初読みの作家さんです。

裏表紙には、
人は、一度巡り合った人と二度と別れることはできない−。
19年ぶりにかかってきた、かつての恋人からの1本の電話。彼女との日々が記憶の湖の底から浮かび上がる。世話になったバーのバスター、かつての上司だった編集長や同僚らの印象的な姿、言葉を交錯させながら、出会いと別れのせつなさと、人間が生み出す感情の永遠を、透明感あふれる文体で繊細に綴った、至高のロングセラー青春小説。
とあります。

きれいな文章でサラサラと流れるように読めます。

青春小説とあるのに、主人公の仕事がエロ本の編集者で風俗嬢が出てきたりと思っていた爽やかさとは違いました。

急にお話が過去に飛んだりするので、理解するのに時間がかかりましたが、全体的に透明感のあるお話でした。

ただ、好きかと聞かれるとそうでもないです。

過去に出会った人々との思い出や影響で今の自分があるというのは理解できますが、過去の自分の発言に囚われ続けるかな?と少し疑問に。
記憶は自分勝手にいいように解釈して歪んで残っていくものだと思っているので、この主人公には生きづらいなと感じました。

この作家さんが聖の青春も書かれてるんですね。
気になってる作品です。

取りあえずこの続編を読むかは考えます。
posted by みづき at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする