2016年05月09日

マスカレード・ホテル

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集英社より¥820で発売中

<あらすじ>
都内で起きた不可解な連続殺人事件。次の犯行現場としてあるホテルが浮上、ターゲットも容疑者も不明のまま、警察は潜入捜査を決定する。東野圭吾の最高に華麗な長編ミステリ! 新シリーズ、スタート。
集英社HPより引用)


これだけではあらすじがわかりにくいので、裏表紙を転記しておくと・・・。
都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?いま幕が開く傑作新シリーズ。
とあります。

ちょっと無理やりのある設定かなと思いつつも、のめりこみました。
刑事が潜入捜査で、実際の接客までさせられるなんて、ちょっと非現実的ですよね。

けど、そこは東野さん。
事件の真相も気になるし、尚美のホテルマンとしての振る舞いにも感心させられるしで、読む手が止まりませんでした。

確かに超がつくほどの一流ホテルは接客は全然違いますよね。
それ以外のホテルは、全部一緒。
今度は奮発していいホテル泊まってみようかなぁと思ったり(笑)

尚美の接客は、サービス業の鏡ですよね。
ホテルマンも刑事並みの洞察力を持っていて、瞬時に目の前のお客様のために最良の判断を下す。
人が好きでないとこなせない仕事かもしれません。

尚美と新田のコンビも最初は衝突しあいつつも、お互いの仕事を尊敬しあい、理解していくさまは見ていて気持ちよかったです。
変に恋愛に走らなかったのもよかったです。

いろんなところに伏線が張られていて、それが最後に一気につながるのはお見事。

肝心の事件は思わぬ真相でしたが、引っかかっていた部分ではあったんですよね。
それが真相につながり、納得。
ただ、動機も事情も理解するけど、ここまで手の込んだ事件を起こさなくても・・・なんて言ったら、元も子もないね。
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posted by みづき at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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