2016年09月14日

レディ・ジョーカー(中)

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新潮社より¥853で発売中

<あらすじ>
城山は、五十六時間ぶりに解放された。だが、その眼は鉛色に沈んだままだ。レディ・ジョーカーを名乗る犯行グループが三百五十万キロリットルのビールを“人質”に取っているのだ。裏取引を懸念する捜査一課長に送り込まれた合田は、城山社長に影のごとく付き従う。事件が加速してゆく中、ふたりの新聞記者は二匹の猟犬と化して苦い臭跡を追う。――カオスに渦巻く男たちの思念。
新潮社HPより引用)


なんとか中巻も読み終えました。
やはりペースが悪くなりますね。

中巻では、ついに犯人たちが動き出します。
ですが、終始視点は警察と企業側ばかりで、上巻とは打って変わって犯人側の行動や心理は全く描かれていません。

相変わらず男臭いです。
というか、出てくる人物の9割は男性ですけど。

そもそも、人種差別を発端に20億を支払うものなのかが疑問です。
そこまで大企業を揺らがすような大問題なんでしょうか?
当然、人種差別はあってはならないし、それを発端に2人の人が亡くなっていて、企業の対応に誤りがあったことは確かですが、警察まで裏切って裏取引するようなことには思えなくなりました。

城山の社長としての能力の高さは認めますし、仕事人としての好感は持てるのですが、どうも城山のエゴが招いた事件という印象がぬぐえないです。

小さな火種でも、対処方を誤ると取り返しのつかないことになるんだなぁと思わずにはいられません。

事件が動き出したことで、スピード感は出てきました。
警察の動き、それを追う新聞社、読めない犯人の動き。

警察も犯人の目星がついているようで、それが最終巻でどんな結末を迎えるのか楽しみです。
posted by みづき at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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