2017年01月06日

屍鬼(三)

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新潮社より¥680で発売中

<あらすじ>
逃げ場のない恐怖の底に堕ちた村で、深夜、何者かの影が蠢き始めていた。窓の外に佇む凍えた気配、往来の途絶えた村道で新たに営業し始めた葬儀社、そして、人気のない廃屋から漏れる仄暗い灯……。その謎に気付いた者たちの背後に伸びる白い手。明らかになる「屍鬼」の正体。樅の木に囲まれた墓場で月光が照らし出した、顔を背けんばかりの新事実とは――。もう止まらない、驚愕の第三巻。
新潮社HPより引用)


ようやく折り返しを過ぎた三巻目を読み終わりました。

今までの序章から一転、ようやく全容が明らかになりました。
これまでの静信や敏夫たちの視点を中心に描かれていたものが、いろんな角度からの描写に変わり、物語が動き出した感じです。
死んだと思って忘れ去っていたのに、またどんどん登場人物が出てきて、思い出しながら読みました。

夏野たちの真相に気付きながらも、子供という立場での行動範囲や信頼性という苦悩。
静信の倫理観の葛藤。
すべての歯車が微妙にかみ合わずに、読んでいるこちら側も歯がゆく感じます。

村を出たがっていた正雄や恵たちも再登場し、新たな立場での苦悩も出てきて、村ではどうなることが幸せなのかと思ったり。

何よりディティールまで描ききっていてノンフィクションを読んでいるよう。

疫病の正体も分かったのですが、引っ越しや退職をするという必然性が今一つ理解できないまま、取りあえず4巻へ突入します。
posted by みづき at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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