2015年04月14日

肩ごしの恋人

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集英社より¥648で発売中

第126回直木賞受賞

<あらすじ>
等身大の女性を描く、第126回直木賞受賞作。
女であることを最大の武器に生きる「るり子」と、恋にのめりこむことが怖い「萌」。対照的なふたりの生き方を通して模索する女の幸せ探し、新しい家族のあり方を描く。(解説・江國香織)

集英社HPより引用)


初めての唯川作品ですぴかぴか(新しい)
女性の恋愛小説が多いイメージがあったので、敬遠していましたあせあせ(飛び散る汗)

こちらも二人の対照的な女性の恋も絡んだお話しです。
が、とても面白かったexclamation

サクサク読めました。

続編も読みたいくらいです。
続編ないけど。

私は萌ちゃんタイプ。
いつの間にか二人の年齢を越えてしまっていましたが、それでもかなり共感はできました。

るり子タイプは私の周りにはいないけど、何となくわかります。
時々、こういう人いますよね。

確かドラマ化されてたよなぁと思って、ウィキってみましたら、2007年の夏にドラマ化されていました。
残念ながら見てませんでした。
2007年だったら、見てても共感できる部分は少なかったかもあせあせ(飛び散る汗)

私の中でるり子は絶対に米倉涼子のイメージで読み進めてたのですが、キャストに米倉涼子の名前を見つけて、ほらねexclamationと思ったいたら・・・。
萌役でしたがく〜(落胆した顔)

違〜うexclamation

あんなに外見に自信を持って女を売り物にしているるり子なんだから、米倉涼子でしょexclamation
ドラマが観たくなりました。

ちなみに、るり子役は高岡早紀だったようです。

けど、私るり子が嫌いなわけではありません。
内面を知って、むしろ好きになりましたわーい(嬉しい顔)

自分に正直に生きているるり子がうらやましくもあります。

読み終えたあともすっきりした気分になれました。
最後の終わり方は意外でしたけど。

るり子に鼓舞された気がします。
女に生まれた以上、手を抜くなよ。みたいな。
るり子みたいに完璧にはできないけど、少しでもぐうたらな生活を抜け出そうと思いますわーい(嬉しい顔)
posted by みづき at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月06日

後宮小説

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新潮社より¥594で発売中

第1回ファンタジーノベル大賞受賞

<あらすじ>
時は槐暦元年、腹上死した先帝の後を継いで素乾国の帝王となった槐宗の後宮に田舎娘の銀河が入宮することにあいなった。物おじしないこの銀河、女大学での奇抜な講義を修めるや、みごと正妃の座を射止めた。ところが折り悪しく、反乱軍の蜂起が勃発し、銀河は後宮軍隊を組織して反乱軍に立ち向かうはめに……。さて、銀河の運命やいかに。第一回ファンタジーノベル大賞受賞作。
新潮社HPより引用)


フランスの次は中国です(笑)
何とも不思議なお話しでした。
中国が舞台というわけではありません。
架空の国の大奥のお話です。

架空の設定なので、最初は世界観がよく理解できなかったですあせあせ(飛び散る汗)
地図など添えてもらえるとよかったかなと思います。

架空の歴史書を元に語り手目線で描かれています。

出てくる人物がどれも個性的です。
やっぱり主人公の銀河ちゃんが可愛いですね黒ハート

今改めてあらすじを読むと、この時点で銀河ちゃんが正妃に選ばれることもネタバレしっちゃってるんですね。
あらすじも読まずに読み始めたので、いちいち驚いてました(笑)

アニメ化もされたようなのですが、かなり性的なお話も出てくるので、どのように描かれているのか興味ありますわーい(嬉しい顔)
posted by みづき at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月08日

王妃の離婚

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集英社より¥745にて発売中

第121回直木賞受賞

<あらすじ>
1498年フランス。国王が王妃に対して離婚裁判を起こした。田舎弁護士フランソワは、その不正な裁判に義憤にかられ、孤立無援の王妃の弁護を引き受ける……。
集英社HPより引用)


舞台はおフランスぴかぴか(新しい)
海外ものは苦手なもので、読むのに時間がかかりました。

独特な節というか世界なので、なかなか入り込めませんでしたあせあせ(飛び散る汗)

でもね、要は法廷ものなんですよわーい(嬉しい顔)

正義のヒーロー、フランシスの登場で、裁判は面白さを増しますexclamation

駆け引きとかは、やはり面白いです。

単なる離婚裁判ではなく、政治的な要因も複雑に絡んできます。

いつの時代も男女の愛憎劇は変わらないものですねわーい(嬉しい顔)
posted by みづき at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月12日

連続殺人鬼カエル男

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宝島社より¥648で発売中

<あらすじ>
『さよならドビュッシー』の著者が描く戦慄のサイコ・サスペンス!

無差別殺人、狂的妄想、暴力衝動。
重層する悪意はメビウスの輪、すべては解剖台に戻っていく。
カエルの解剖台に――。     ……………作家 島田荘司

『このミス』大賞史上初!最終候補にダブルエントリーされ、「こっちを読みたい!」という声が続出した話題作。『このミス』ファン待望の作品が、満を持して登場!
マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。

宝島社HPより引用)


興味があったので、探しまくりました。
いつも行く書店にはどれだけ探してもなかったので、ネットで取り寄せてやっと読めました本

「さよならドビュッシー」と同じ作者です。
作者のことは全く知らないのですが、やはり音楽に造詣が深い方なんでしょうね。

ドビュッシーはまさに音楽がテーマになっていましたが、こちらも少しだけ出てきます。
保護司のさゆりがピアノ教室をやっていて、さゆりの奏でるピアノがこれまた聞いてみたくなっちゃいました。
猟奇殺人のお話しの中の、つかの間の癒しですぴかぴか(新しい)

カエル男なんてタイトルですが、やってることは名前と違って可愛くありません。
猟奇殺人です。

こちら、最後まで気を抜いてはいけません。
二転三転する真実についていくのがやっとです。

そして、あの終わり方。

お話しはむごいけど、最後に少しはスカッとなれました。
posted by みづき at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月29日

バトル・ロワイアル 下

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幻冬舎より¥648で発売中

<あらすじ>
“死のゲーム”の開始後十八時間、混乱のうちに既にクラスメイトの半数が死亡していた。秋也は中川典子、転校生の川田章吾とともに政府への逆襲を誓うが、その前に殺人マシンと化した桐山和雄が立ちはだかる。生死の狭間で彼らそれぞれが守ったのは、意志か、誇りか、約束か。中高生を中心に熱狂的な支持を得た新世代青春小説の金字塔!
幻冬舎HPより引用)


長編でしたが、引き込まれて、アッという間に読めてしまいました本

映画で話題を集めたものの、原作のほうが面白いですね。

正直、これがデビュー作なので文章力などは完ぺきとは言えないのですがあせあせ(飛び散る汗)

これ以外の作品を知らないのですが・・・。
これだけの世界観を描ききったのですから、ほかの作品も気になります。

きちんとクラスメイト全員のキャラを設定し、最後までひとりひとり丁寧に描かれていました。
純粋に人を信じられるほど幼くもないし、かといって一人で戦いきれるほど大人でもない。
極限状態の中での心理戦など、ドキドキして息をつく暇もありません。

ネタバレしちゃうので言えないのが残念です。

読んでいる最中は人を信じられなくなるので要注意です(笑)

もう1度映画も見たくなりました。
posted by みづき at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月19日

バトル・ロワイヤル 上

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幻冬舎より¥648で発売中

<あらすじ>
西暦一九九七年、東洋の全体主義国家、大東亜共和国。城岩中学三年B組の七原秋也ら四十二人は、修学旅行バスごと無人の島へと拉致され、政府主催の殺人実験を強制される。生還できるのはたった一人。そのためにはただクラスメイト全員を殺害するのみ??。現代日本を震撼させたジェットコースターデスゲーム・ノヴェル、ついに文庫化!
幻冬舎HPより引用)


映画が話題になり、先にそちらを観ました。
10年以上も前の話なので、ラストの展開までは覚えていないので、改めてストーリーを楽しめましたるんるん

映画より原作はグロいですねあせあせ(飛び散る汗)

でも、生徒一人一人の描写がしっかりしていて、感情移入できます。

中学三年生という設定が絶妙ですね。
大人でもなく子供でもない成長途中の年頃。
友情、恋愛も絡み合って、駆け引きが面白いexclamation

生徒たちがどうやって金八達を負かしてくれるのか、下巻が楽しみでするんるん
posted by みづき at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月06日

黒い家

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角川書店より¥734で発売中

<あらすじ>
顧客の家に呼ばれ、子供の首吊り死体の発見者になってしまった保険会社社員・若槻は、顧客の不審な態度から独自の調査を始める。それが悪夢の始まりだった。第4回日本ホラー小説大賞受賞。
角川書店HPより引用)


貴志作品が続いております。

こちらはずいぶん前に映画化もされました。
というより、この作品自体が1997年発行です。
映画化のときに話題となっていて、知りました。

貴志さんって、元生命保険会社勤めだったんですね目
初めて知りました。
今回の作品の主人公も生命保険会社社員なので、内情がとてもリアルに描かれています。

保険金殺人のお話。
保険金殺人ってこういう風に暴かれていくんでしょうかね。

あらすじで保険金殺人と疑わしき案件を主人公が独自に調査していくということはわかっていたので、その真相が知りたくてどんどん読み進めていけました。

ホラーに分類されていますが、そういう怖さではないです。
確実に獲物を狙う爬虫類の様。
姿は見えないけれど、気付いた時には目の前にいて身動きが取れなくなっている状態。
スナイパーのようです。

終盤の直接対決のシーンは戦慄ものですがく〜(落胆した顔)
これを読むと一人で残業できなくなりますねあせあせ(飛び散る汗)
posted by みづき at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月29日

クリムゾンの迷宮

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角川書店より¥734で発売中

<あらすじ>
藤木芳彦は、ある日、全く見覚えのない場所で目を覚ました。うっすらと霞む視界に映ったのは、雨に濡れ、一面鮮やかな深紅色に染まった異様な世界。奇岩に囲まれた峽谷だ。記憶喪失か、それとも……。
角川書店HPより引用)


「青の炎」の流れからの貴志作品です。

突飛な設定ですが、ぐんぐん引き込まれていきました。

自分が主人公になったかのよう。
突然異郷の地に連れてこられ、何が何だかわからない状況から否応なく始まるサバイバルゲーム。
緊張感半端ないです。

RPGゲームのような進み方ですが、中身はゲームどころじゃないです。
生きるか死ぬか。

読んでて興味深かったのが、人格のお話。
環境が人を変えていくことの恐ろしさを学びました。
たとえこのようなゲームでなくても、極限状態の中に身を置けば人は変わってしまうんでしょうね。
そう思うと平凡で退屈な毎日がいとおしくなりました(笑)

私はたぶんサバイバル能力はないと思うので、生き延びれないでしょうね。

スピード感もあるし、最後まで一気に読めます。
貴志作品の中ではあまり聞かないタイトルですが、秀逸だと思います。
posted by みづき at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月23日

放課後

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講談社より¥637で発売中

<あらすじ>
校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を二人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将――犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第二の殺人が……。乱歩賞受賞の青春推理。
(裏表紙より引用)


今頃ですが、こちらが東野圭吾さんのデビュー作になります。
もう何十作と読んでいるので、今更感はありますがあせあせ(飛び散る汗)

今から約29年も前のお話しですが、全く古臭さを感じさせません。
そして、私の生まれた年とあまり変わらないという事実にショックを受けています(笑)

女子高が舞台になっています。
女子高で殺人事件だなんて、野蛮ですが。

アーチェリーも作中に登場します。
テレビでちらっと見た程度しかないですが、競技についても詳しく解説してくれるので勉強になりました。

そもそもなのですが、この主人公の先生に感情移入しにくかったです。
なんだか冷めてるし、一歩引いてる感じが好きになれない。

お話自体はテンポもいいし、すらすら読めたのですが、読後感はすっきりとはいきません。
個人的にはこの結末が好きじゃないかもあせあせ(飛び散る汗)

あらすじにも出てきますが、犯人候補に生徒があがるって問題じゃない(笑)exclamation&question
しかも何人も。
ましてや、有名な女子高だったら大スキャンダルでしょ。

動機もなんだかあいまいだし。
これが理由で殺人だなんて、なんでもありな気がします。
まぁ、デビュー作ですし、ずいぶん前の作品にどうのこうの言ってもね。
posted by みづき at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月16日

眠りの森

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講談社より¥596で発売中

<あらすじ>
青年刑事が追う踊り子の美しくも哀しい秘事華麗な舞を舞うバレエ団のプリマが
正当防衛とはいえ、レッスン場に忍び込んだ男を殺害してしまった。
捜査に当った青年刑事は次第にあるバレリーナに魅かれていく。
加賀恭一郎シリーズ

講談社HPより引用)


裏表紙には「名門バレエ団で男が殺された。被害者は居合わせたバレリーナ。正当防衛を主張するが、その証拠は見つからない。事件が混迷をきわめる中、『眠りの森の美女』を模した殺人事件が起こる。捜査にあたる加賀恭一郎は、被害者の親友のダンサーと出会う。気丈に稽古に励む彼女に惹かれながらも、辛い決断の時が迫る。」 とあります。

さすがは東野作品ぴかぴか(新しい)
読み始めて数ページなのに、早くもその世界観に引き込まれていきました。

1989年に発表されたのに、今読んでも全く昔臭さがありません。
今年のお正月にドラマ化されたようなのですが、見たかったなぁあせあせ(飛び散る汗)

帯にその写真が載ってるのですが、石原さとみちゃんがきれいぴかぴか(新しい)
キャストが気になり、今更ながら調べちゃいましたが、なかなかのはまり役かも。

余計に悔やまれますあせあせ(飛び散る汗)
再放送しないかなexclamation&question

前置きが長くなりましたが、とある有名バレエ団で起こった殺人事件。
強盗目的で侵入した男と鉢合わせし、抵抗するつもりで誤って殺してしまったというところから話は始まります。
ところが、このバレエ団で連続して今度は明らかな殺人事件が起こり、バレエ独特な世界に何か裏があると読んだ加賀刑事が真相を追いかけます。

加賀恭一郎シリーズの第2弾でもあります。
が、私は順番関係なく読んでいるものであせあせ(飛び散る汗)

加賀さんの淡い恋も描かれています黒ハート

バレエなんて世界とは全く縁のなかった私たらーっ(汗)
ずぼらな性格やこの体型ではとうてい門前払いでしょう。
親もそれを見抜いて、習い事をさせなかったんでしょうね。

バレエを知らない方でも十分わかりやすい内容になっています。
知らないことだらけで、勉強になります。

たったひとつの殺人事件が、こんな展開を読んで終わるなんて・・・。
ちょっと切なくて悲しいお話しですが、あっという間に読めてしまいました。

なぜか、バレエの公演が観に行きたくなってしまいました。
posted by みづき at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月10日

緋色の囁き

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講談社より¥788で発売中

<あらすじ>
「私は魔女なの」謎の言葉を残したまま一人の女生徒が寮の「開かずの間」で焼死した。その夜から次々と起こる級友たちの惨殺事件に名門女学園は恐怖と狂乱に包まれる。創立者の血をひく転校生冴子は心の奥底から沸き起こってくる“囁き”に自分が殺人鬼ではないかと恐怖におののく。「囁き」シリーズ登場!!


最近は綾辻作品を多く読んでます本
こちらは「囁き」シリーズだそうです。
「館」以外にシリーズものがあったなんて知りませんでしたあせあせ(飛び散る汗)

舞台は名門女子高。
こういうテーマで男性が描くって結構珍しいですよねあせあせ(飛び散る汗)
思春期の女子が持つ感情もきちんと描写されています。

ミステリーというよりはホラーで、終始なんだかベールに包まれたような独特な雰囲気があります。
posted by みづき at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月25日

邪馬台国はどこですか?

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東京創元社より¥713で発売中

<あらすじ>
カウンター席だけのバーに客が三人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。宮田の爆弾発言を契機に始まった歴史検証バトルは、回を追うごとに熱を帯びて……。ブッダの悟り、邪馬台国の比定地、聖徳太子の正体、光秀謀叛の動機、明治維新の黒幕、イエスの復活――歴史の常識にコペルニクス的転回を迫る、大胆不敵かつ奇想天外なデビュー作品集! 姉妹編に『新・世界の七不思議』『新・日本の七不思議』あり。
東京創元社HPより引用)


「悟りを開いたのはいつですか?」「邪馬台国はどこですか?」「聖徳太子はだれですか?」「謀叛の動機はなんですか?」「維新が起きたのはなぜですか?」「奇蹟はどのようになされたのですか?」の章から成り立つ連作短編集です。
面白いという評判を聞いて読んでみました本

舞台はとあるバー。
そこに居合わす3人の客が持論を展開したり、反論したりで歴史的真実について討論していきます。

歴史に疎くても大丈夫手(パー)
バーのマスターが読者の役割を果たしてくれているので、代わって質問をしてくれますし、内容もわかりやすく解説してくれています。

歴史がそう得意でもないのですが、面白く読めました。

タイトルにもなっている邪馬台国のあった場所ですが、新説の登場です。
私は歴史の素人だし、討論されている内容が正しいのかも分からないのですが、最後には納得させられています(笑)
すごい説得力があり、今ではあそこに邪馬台国があったものだと信じています(笑)

もちろん他の章も同じです。
目から鱗の新事実ばかりexclamation

真実かどうかは別として、新しい解釈を知るのも楽しいものでするんるん
posted by みづき at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月17日

霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下)

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角川書店より¥605で発売中

<あらすじ>
外界から孤立した「霧越邸」で続発する第二、第三の殺人…。執拗な“見立て”の意味は? 真犯人は? 動機は? すべてを包み込む“館の意志”とは? 緻密な推理と思索の果てに、驚愕の真相が待ち受ける!
角川書店HPより引用)


ついに解決編です。
目次通り、第四の死までありました。

そして明らかになる謎の人物exclamation

この邸の秘密まで明らかになるのかと思っていたら肩透かしを食らっちゃいますねわーい(嬉しい顔)

登場人物はそんなに多くないのですが、劇団員という設定のため、芸名と本名が出てきてややこしかったたらーっ(汗)
人の名前を覚えるのが苦手なのでバッド(下向き矢印)

でも、その名前を使った見事なヒントが隠されていたんですね目

到底そんな仕掛けに気付くはずもなく(笑)

いや、そもそも致命的なことにこの殺人のモチーフになってる「雨」すら知らなかったのであせあせ(飛び散る汗)

自分の無知さに気づかされました。
posted by みづき at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月08日

霧越邸殺人事件<完全改訂版>(上)

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角川書店より¥562で発売中

<あらすじ>
信州の山中に建つ謎の洋館「霧越邸」。訪れた劇団「暗色天幕」の一行を迎える怪しい住人たち。邸内で発生する不可思議な現象の数々…。閉ざされた“吹雪の山荘”でやがて、美しき連続殺人劇の幕が上がる!
角川書店HPより引用)


引き続き、綾辻作品ですぴかぴか(新しい)

館シリーズとは違いますが、閉ざされた邸で起こる連続殺人です。
どことなく雰囲気は似通っている気がします。
が、登場人物は一切重なったりしていません。

上下巻に分かれていて、上巻は第一の殺人が起こったところまでが描かれています。
下巻の目次を見ると第四の死まであるようです。

邸の人物もなかなかクセのある人々がそろています。
しかも、登場人物欄の最後には、「??……邸に住む謎の人物」とまで書かれていて気になります。
この人が何か重要な役割をはたしてくるのでしょうか?

第一の死での各人のアリバイ表や動機までまとめられたものがありますが、さっぱり分かりませんあせあせ(飛び散る汗)

どんな結末が待っているのか、下巻が楽しみです。
posted by みづき at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月30日

暗黒館の殺人(四)

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講談社より¥750で発売中

<あらすじ>
しかし、館は構築され続けなければならぬ。主人公は罠に満ちた館を訪れ、悲劇を体験しなければならぬ。高すぎる代償を払ったのち、いくばくかの真実を手に入れ、館を訪れる前とは異なる人間となって館を去らなければならぬ。
これは何かと似ていないだろうか? ――恩田陸<文庫版第4巻巻末に収録の「特別寄稿 暗黒館の諸相」より抜粋>

講談社HPより引用)


裏表紙のあらすじには「血塗られた浦登家の系譜を受け継ぐ者は誰? 漆黒の館を包み込むのは断罪の炎か。逆転に次ぐ逆転の果て、とうとう事件の真相は明らかになったかに見えたが……。空前の本格&幻想ミステリ巨編二六〇〇枚、ここに堂々の完結!」とあります。

ついに辿り着いた最終巻。
長かったです・・・。

やっと事件の謎が明らかになります。
ちゃんと読んでいれば気付いていたかもしれません。
おそらく、ヒントはたくさん散らばってたはず。
でも読み返して探す気にはなれません・・・。

館シリーズを順当に読んできていないので、若干の不利はありましたあせあせ(飛び散る汗)

事件が解決されてもなんだかすっきりとはできなかったですあせあせ(飛び散る汗)
ホラー色もあったので、完全な解決とまではいかず。

でも最大の驚きは事件解決後にありますexclamation

シリーズ七作目にして明かされる真実exclamation

回を追うごとにスケールアップしていってる気がします。
posted by みづき at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月28日

暗黒館の殺人(三)

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講談社より¥946で発売中

<あらすじ>
ついに明かされる浦登家の秘密。空前の巨編、いよいよ佳境へ。

耐えて耐えぬいた全ての疑問、抑圧、不安が解決した瞬間、最高の興奮を迎えながら、物語は静かに瓦解していく。落成と崩落が同時に訪れるこの恐れ。
紙上の物語だけではなく、読者の脳内にも訪れる崩壊のカタルシス。
なんと羨ましい。それは多くのゲーム制作者がユーザーに望む、物語との一体感に他ならない。
この一体感――物語の落成と崩壊を共に味わわされる感覚こそ、綾辻行人の小説にある毒であり蜜である。――奈須きのこ<文庫版第4巻巻末に収録の「特別寄稿 暗黒館の諸相」より抜粋>

講談社HPより引用)


裏表紙のあらすじには「恐ろしき浦登家の秘密がついに語られる。十八年前の<ダリアの日>に起こった不可解な事件―初代当主・玄遙の殺害。幼少の玄児が目撃した怪人物は、不可能状況下で忽然と姿を消した!?死に抗う妄念が産んだ館。その深奥で謎はいよいよ縺れ深まり・・美しき双子姉妹を、信じがたい悲劇が襲う!(全四巻)」とあります。

いや〜、引っ張りますね。
ついにダリアの秘密が明かされます。

「もったいぶっておいて、それかよexclamation」という感じは否めませんあせあせ(飛び散る汗)

予想も当たってました。

「館」シリーズはこれで七作目になるそうなのですが、やっぱり第一作の衝撃は越えられないですねあせあせ(飛び散る汗)

あれを知ってしまったら、こちらはミステリーよりもホラーというかファンタジー。

それにしても、三巻は異様に長かったですたらーっ(汗)
読むのもしんどかった・・・。

あと一巻で終わりexclamation
どんな結末が待っているのやらexclamation&question

事件の解決よりも館の人々のほうが気になります。
posted by みづき at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月04日

暗黒館の殺人(二)

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講談社より¥802で発売中

<あらすじ>
黒絹糸が絡まり合う如く宙を舞う“視点”。いくつもの伏線が織りなすラストへの驚愕。ゴシックホラーの美を纏ったこの長編ミステリ小説は、何よりも美しい闇が溢れすぎるほどに溢れている。そう、馨しき、闇。――宝野アリカ(ALI PROJECT)<文庫版第四巻巻末に収録の「特別寄稿◆暗黒館の諸相」より抜粋>
講談社HPより引用)


裏表紙には、「食したまえ、この肉を・・浦登家の面面が唱和する。<ダリアの宴>に参加した中也の身に何が? 激しい嵐で外界と途絶された中で、ついに勃発する不可解な連続殺人。その被害者は? その犯人は? その動機とは? ・・謎は複雑怪奇に絡み合い、暗黒館の闇とともにひたすらに深まりゆく!!(全四巻)」とあります。

ついに殺人事件が起こりました。
それも不可解に・・・。

まだ気になる宴の秘密は暴かれず、謎は増すばかり。

とりあえず折り返し地点は過ぎました。
なのにまだまだ先が見えません。

三巻を読もうと思ったら、あまりの分厚さにすでに心が折れそうです。
その量から言っても、簡単に事件は解決してくれないんでしょうね。

読んでいるこっちまでもが暗黒館に閉じ込められたよう。
なんでこんなに暗いのかと思ったら、電気つけていませんでした(笑)
posted by みづき at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月25日

暗黒館の殺人(一)

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講談社より¥885で発売中

<あらすじ>
ラストに差しかかる辺りでは、胸が詰まってしまった。胸中に、凡ての妖しき館が次々に屹立し、そして次々に崩れ去って行った。冷静でいられる訳はなかった。
黒々とした暗黒館の廃墟の上に、私は何だか異様なもの――懐かしいような、切ないような、そしてどうしようもなく愛おしいもの――を、幻視してしまったのである。――京極夏彦<文庫版第四巻巻末に収録の「特別寄稿◆暗黒館の諸相」より抜粋>

講談社HPより引用)


裏表紙には、「蒼白い霧の峠を越えると、湖上の小島に建つ漆黒の館に辿り着く。忌まわしき影に包まれた浦登家の人々が住まう「暗黒館」。当主の息子・玄児に招かれた大学生・中也は、数々の謎めいた出来事に遭遇する。十角塔からの堕落者、座敷牢、美しい異形の双子、そして奇怪な宴・・。筆者畢生の巨編、ここに開幕!(全四巻)」とあります。

館シリーズの第七作目になります。
発行順には読んでないのですが、特に問題ありません。

過去の作品に登場した人物が少し出てきますが、過去の事件のネタバレにはなっていないです。

タイトルに「殺人」とありますが、まだ殺人は起こりません。
長かった・・・。
殺人が起こるまでにこれだけ長いなんて。

「十角館〜」でファンになった私としては、だんだん作風が違ってきていて、読みづらいんですよねあせあせ(飛び散る汗)

何とも言えないおどろおどろしさを醸し出してはいるのですが、館が特殊すぎて私の稚拙な想像力では追いつきません。
館内の地図もあるのですが、いまいちピンときません。

館も変わっていれば、そこに住む人はもっと風変り。
独特キャラのオンパレードexclamation
まともな人がいません。

人物相関図もややこしいので、なかなか覚えられないですし・・・。

ややこしいし、おどろおどろしいわで、なかなかペースが進みませんでした。

さぁ、ここから殺人事件の幕が上がるんですよね。
一巻は怪しい宴が終わったところまでです。

宴の意味、内容、そしてあの一族の秘密・・・、
わからないことだらけです。

そして招かれざる客があちらこちらに・・・。

それが今後どのように展開していくんでしょう?

これからしばらくは仕事が多忙を極めるので、なかなかゆっくり読書に時間を充てれないのですが、何とか年末までには四巻読み切りたいです(笑)
posted by みづき at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月06日

新装版 密閉教室

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講談社より¥750で発売中

<あらすじ>
教室にあるはずの48の机と椅子がすべて消え、代わりにコピーされた遺書と級友の冷たい骸だけが残されていた。しかも密室で。自殺か他殺か。高3で、推理マニアの工藤順也はこの謎に果敢に挑むのだが……。本格ミステリの甘美な果実にして、瑞々しい青春小説。法月綸太郎のデビュー作にして、不朽の名作。
講談社HPより引用)


「頼子のために」に次ぐ法月作品ですぴかぴか(新しい)

こちらのほうがデビュー作になります。

ずっと本屋で探してて、やっと見つけましたるんるん

「頼子〜」が面白かったので、こちらにも期待黒ハート

・・・が、これはちょっと苦手かもあせあせ(飛び散る汗)
「頼子〜」とはスタイルが違ってます。

確実にこっちから読んでたら好きになれなかったであろう作品です(笑)

読みにくかった・・・。

あらすじに惹かれたけど、たいしたことなかったです(笑)

ジャンルは青春ミステリーといったところ。
事件も学校で起こります。

このひたすら多い章わけいるのかな?
ご丁寧に各章ごとにサブタイトルまでついていて、それが147まであります。

スケールの大きな作品ならともかく、場面も基本学校内。

この主人公(探偵役)が好きになれないのかもあせあせ(飛び散る汗)
他人とは一線を画して、自分は違うんだと主張している感じ。
たかが高校生ですが、いっちょ前に推理します(笑)

しかも最後のどんでん返しに次ぐ、どんでん返し。
推理できてないし(笑)

展開が次から次へと変わり、結局真相はexclamation&question
posted by みづき at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月30日

時計館の殺人<新装改訂版>(下)

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講談社より¥730で発売中

<あらすじ>
本格ミステリならではの驚きと感動、必読の名作!
講談社HPより引用)


背表紙のあらすじを書いておきますと、「館に閉じ込められた江南たちを襲う、仮面の殺人者の恐怖。館内で惨劇が続く一方、館外では推理作家・鹿谷門実が、時計館主人の遺した「沈黙の女神」の詩の謎を追う。悪夢の三日間の後、生き残るのは誰か?凄絶な連続殺人の果てに待ち受ける、驚愕と感動の最終章!第45回日本推理作家協会賞に輝く名作。」とあります。

下巻も420ページもあるのですが、展開が気になって4日で読んでしまいました。
私にとってはハイペースです。

下巻でも殺人がとまりませんたらーっ(汗)
次から次へと殺人が起こります。
事件を解決しなくても、生き残った奴が犯人じゃないの?となかば推理もあきらめかけました(笑)

そこは綾辻マジックぴかぴか(新しい)
しっかりと伏線がありましたね。
上巻と一緒に読みたかった・・・。

家にはあるんですが、持ち歩いてはいないので、解決中に伏線を提示されるとどうしても読み返したくなっちゃうんですよたらーっ(汗)

自分でもいいとこついてましたよ(笑)
そりゃ、容疑者がどんどん減っていきますからねわーい(嬉しい顔)

トリックには驚かされました。
そんな壮大な仕掛けが目

いくら事情があったとはいえ、やりすぎかと。

スケールの大きさにはビビりましたが、なんだか切なくてすっきりしない読後感です。
posted by みづき at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする