2014年05月12日

斜め屋敷の犯罪

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講談社より¥691で発売中

<あらすじ>
北海道の最北端、宗谷岬の高台に斜めに傾いて建つ西洋館。「流氷館」と名づけられたこの奇妙な館で、主人の浜本幸三郎がクリスマス・パーティを開いた夜、奇怪な密室殺人が起きる。招かれた人々の狂乱する中で、またもや次の惨劇が……。恐怖の連続密室殺人の謎に挑戦する名探偵・御手洗潔。本格推理名作。
講談社HPより引用)


「占星術殺人事件」で衝撃を受けたので、こちらも楽しみに読み始めました。
今回はどんなトリックであっと言わせてくれるのか期待しながらるんるん

けど、あれexclamation&question
御手洗が出てこない・・・。

と言うか、出てこないことにも途中まで気づきませんでした(笑)

ストーリーは奇抜な館で起こった密室殺人事件。
建物が斜めになっているという、想像しがたい舞台。

時折、図も挿入されていて、ヒントになるのだろうなぁと思いつつも、まったく分からない。

見取り図がないと読むのにも苦労します。

登場人物もみんな怪しい・・・。
こいつ怪しいなぁと思う人はいたけれど、なぜと聞かれると直感としかいいようがないあせあせ(飛び散る汗)

いや、でもいいところに目はつけたんですよ(笑)
気になる行動があったので。
そういう意味ではちゃんと、ヒントはちりばめられているんですよね。

気になるトリックには、やはり驚かされましたexclamation
でも、今回は違う意味で。

目を疑うようなトリックでした。

そんなことが果たして可能なのか、どうか・・・。
信じがたい。

前作を読んでからしばらく経つのですが、御手洗ってこんなぶっ飛んでましたっけexclamation&question
posted by みづき at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月19日

月光ゲーム Yの悲劇’88

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東京創元社より¥799で発売中

<あらすじ>
夏合宿のために矢吹山のキャンプ場へやってきた英都大学推理小説研究会の面々を、予想だにしない事態が待ち構えていた。山が噴火し、偶然一緒になった三グループの学生たちは、陸の孤島と化したキャンプ場に閉じ込められてしまったのだ。その極限状況の中、まるで月の魔力に誘われたように出没する殺人鬼! 有栖川有栖のデビュー長編。
東京創元社HPより引用)


有栖川有栖のデビュー作ですぴかぴか(新しい)

お話の語り手も有栖川有栖です。

学生シリーズ第一弾とのことなので、シリーズ化されているようです。
シリーズ作品を読もうかはまだ決めてないですけどあせあせ(飛び散る汗)

お話は、とってもオーソドックスな閉じ込められた環境で起こる連続殺人事件。
初めて出会ったグループ同士で果たしてこの中の誰が犯人でどうやって犯行が行われたのかというスリルを純粋に楽しめます。

色々と深読みしてしまったのですが、意外とあっさりと事件は終結を迎えました。
ネタバレしてしまうそうなので、これ以上は言えませんが上手く物事が運びすぎている印象を受けました。

推理モノとしてというより青春モノとしての方が楽しめました。
相反するモノが混在していて変な感じですがバッド(下向き矢印)
posted by みづき at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月05日

おちくぼ姫

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角川書店より¥473で発売中

<あらすじ>
貴族のお姫さまなのに意地悪い継母に育てられ、召使い同然、粗末な身なりで一日中縫い物をさせられている、おちくぼ姫と青年貴公子のラブ・ストーリー。千年も昔の日本で書かれた、王朝版シンデレラ物語。
角川書店HPより引用)


作者不詳のこの物語を現代風に解説を交えながら、とても分かりやすくアレンジしてくれています。

教科書で習ったっけexclamation&questionというくらいで記憶も定かではないし、中身も知りませんでした。

まさに日本版シンデレラぴかぴか(新しい)

それだけで、話の内容やオチも分かったようなものですが、読んでいて小気味いいし、飽きずに次の展開がとても楽しみでした。
誰もが憧れるお話でしょう。

時代は平安時代を思わせる設定なのに、言葉は現代風。
違和感は全く感じられません。

読後はスカッとした気分になれます。
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2014年03月25日

闇色のソプラノ

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文藝春秋より¥700で発売中

<あらすじ>
夭折した童謡詩人・樹来たか子の「秋ノ聲」に書かれた〈しゃぼろん、しゃぼろん〉という不思議な擬音の正体は? たか子の詩に魅せられた女子大生、郷土史家、刑事、末期癌に冒された男、医師、そしてたか子の遺児・静弥が神無き地・遠誉野に集まり、戦慄の事件が幕を開ける。驚愕の長篇本格ミステリー。
文藝春秋HPより引用)


初めて読む作家さんです。

金子みすずがモチーフになっているということは解説を読んで知りました。
山口の出身であることは知っていましたが、こういう複雑な経歴を持っていたんですね。

舞台は遠誉野という東京にある架空の街。
不思議な由来のある街であるという説明もありますが、設定が遠誉野である意味があったのか分かりません。
山口とのつながりがあるようにも思えません。

内容は伏線がちりばめられていて、それぞれが線でつながっていく様子は気持ちいいほど。
飽きることはなかったです。
最後の最後までその展開には驚かされました。

ただ、読んでいる側であの真相にたどり着くのは難しいように思います。
posted by みづき at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月16日

さよならドビュッシー

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第8回「このミステリーがすごい!」大賞受賞

宝島社より¥590で発売中

<あらすじ>
ドビュッシー「月の光」の美しい旋律が少女の人生を突き動かす、音楽ミステリー

祖父と従姉妹とともに火事に遭い、全身大火傷の大怪我を負いながらも、ピアニストになることを誓う遥。コンクール優勝を目指して猛レッスンに励むが、不吉な出来事が次々と起こり、ついに殺人事件まで発生する……。ドビュッシーの調べも美しい、第8回『このミス』大賞・大賞受賞作。

宝島社HPより引用)


映画は既に鑑賞済みです。
なので、展開は分かっていました。

映画とは異なる設定もいくつかありました。

これは、順番を間違えましたねあせあせ(飛び散る汗)
先に原作を読んでから映画を観るべきですexclamation

なんてったって音楽についての表現が豊かで、読み終わると絶対に演奏を聴きたくなります。
クラシックは詳しくなくて、ドビュッシーも分からないほどなのですが、魅力いっぱいに描かれています。

映画で演奏は聞いてるはずなんですけど、あまり印象に残ってなくて、もっと注目しておけばよかったと後悔しています。
posted by みづき at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月04日

ホワイトアウト

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第17回吉川英治文学新人賞受賞

新潮社より¥882で発売中

<あらすじ>
厳寒期の巨大ダムが占拠された! 冒険サスペンスの最高峰、吉川英治文学新人賞受賞。

日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。残された時間は24時間! 荒れ狂う吹雪をついて、ひとりの男が敢然と立ち上がる。同僚と、かつて自分の過失で亡くした友の婚約者を救うために――。圧倒的な描写力、緊迫感あふれるストーリー展開で話題をさらった、アクション・サスペンスの最高峰。吉川英治文学新人賞受賞。

新潮社HPより引用)


映画化もされて、話題になりましたね。
小説よりも映画の印象の方が強いですが、残念ながら観ていませんあせあせ(飛び散る汗)

読んでみて、その圧倒的受けールに驚き目
ダムの構造など、分かりにくいところは映像で観たい気もしますが、緊迫感は伝わってきます。
地図や図面が挿入されていればもっと分かりやすかったと思うのですがあせあせ(飛び散る汗)

山を愛するダム職員が、テロ組織と自然と闘う姿が描かれています。
つい手に汗握りながら応援してしまうほどです。

637ページもある大作なのですが、一気に読めてしまいます。
次の展開が気になってしょうがない。

映画の配役が気になって、ラストに行く手前でウィキってしまい、オチを知ってしまいました(笑)
最後の山場だったのに、おしいことしましたバッド(下向き矢印)

無我夢中で読み進めてほしい作品ですぴかぴか(新しい)
posted by みづき at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月19日

青の炎

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角川書店より¥700で発売中

<あらすじ>
映画化決定!こんなにもせつない殺人者がかつていただろうか。

秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹の三人暮らし。その平和な生活を乱す闖入者がいた。警察も法律も及ばず話し合いも成立しない相手を秀一は自ら殺害することを決意する。

角川書店HPより引用)


前から気になっていた作品で、ようやく読めました本

ニノ主演で、映画化もされました。
その印象が強かったので、最初から私の中では秀一=ニノで完全にイメージは固められていました。
雰囲気はあっていると思います。

でも、彼女役はあややではないですねあせあせ(飛び散る汗)

切ない殺人者とありますが、その通り。
主人公は高校生で、血のつながりのないかつての父親の傍若無人な振る舞いに家族の危機を感じて、ついには殺人を決意します。

秀逸なタイトルだと思います。
まさに秀一の心理を表している言葉ですね。
メラメラと燃えたぎる赤い炎ではなく、静かにだけど決して消えることなく灯り続ける炎。

秀一の、つまりは犯罪者目線でお話は進んでいきます。

孤独で、プライドが高く、優秀な高校生。
まさにその環境が彼をそうさせた悲劇です。

負の連鎖が続きます。
犯人の心理に同情はしますが、どうにかして救えなかったのかという後悔の思いが強く残ります。

終わり方も切ない・・・。

スッキリとはならないけれど、読み応えのある作品でしたぴかぴか(新しい)
posted by みづき at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月09日

長い長い殺人

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光文社より¥700で発売中

<あらすじ>
轢き逃げは、じつは惨殺事件だった。被害者は森元隆一。事情聴取を始めた刑事は森元の妻、法子に不審を持つ。夫を轢いた人物はどうなったのか、一度もきこうとしないのだ。隆一には八千万円の生命保険がかけられていた。しかし、受取人の法子には完璧なアリバイが……。刑事の財布、探偵の財布、死者の財布――“十の財布”が語る事件の裏に、やがて底知れぬ悪意の影が!
光文社HPより引用)


なんと、今作の語り手は財布たちexclamation

様々な性格の個性豊かな財布たちが登場しまするんるん

財布目線で事件が語られ、お話は進んでいきます。
自分から動けなかったり、話しかけることもできず、見聞きした状況だけ。

可愛くもある設定が面白いです。

でも、財布って常に持ち歩いているし、趣味や性格やお金の流れを分かっているので、その人のことを1番知っているかも。
着眼点が素晴らしいですねぴかぴか(新しい)

ぐいぐい引き込まれます。

犯人や動機が分かってからの展開は「模倣犯」と似ていて、あまり好きではないですあせあせ(飛び散る汗)
「模倣犯」も読んだけど、私には合わなかったのでバッド(下向き矢印)

犯人の財布も語りも入れてほしかったな。
何を思って一緒に行動してたんだろう。

そして、私の財布だったら何を話しだすのかな(笑)
posted by みづき at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月17日

天地明察(下)

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角川書店より¥580で発売中

第7回本屋大賞受賞

<あらすじ>
改暦の総大将に選ばれた渋川春海。碁打ちの名門に生まれた春海は己の境遇に飽き、算術に生き甲斐を見出していた。彼と「天」との壮絶な勝負が幕開く。渋川春海の20年にわたる奮闘・挫折・喜び、そして恋!
角川書店HPより引用)


下巻になります。

上巻とは違い、滑り出しが快調に思われた改暦事業に色々な問題が降りかかってきます。
一気にエンターテイメント性が増してきました。

登場人物が多くて、理解するのに頭フル活用でした。

何かひとつの事業を自分の信念を曲げずにやりとおす格好よさが光っていましたぴかぴか(新しい)

もちろん春海だけではなく、周囲の助けがあったからこそ成し遂げられたことですが、その割には成果と名声が伴ってない気が・・・。

実際の暦の作成の過程も観てみたいので、映画も観るつもりです。

この前、春海は岡田くんのイメージじゃないと言いましたが、えんも宮崎あおいちゃんじゃない気がしますあせあせ(飛び散る汗)
私の中でえんはもっと勝気のある芯の強い女性の印象があるのですけど、あおいちゃんだとおとなしすぎる気が・・・。

初めてこの作者の作品を読んだんですけど、ちょっと私とは合わないかもたらーっ(汗)
それとも単に歴史小説が私にとってとっつきにくいジャンルだったせいなのかな?
posted by みづき at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月20日

天地明察(上)

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角川書店より¥580で発売中

第7回本屋大賞受賞

<あらすじ>
4代将軍家綱の治世、日本独自の暦を作る事業が立ち上がる。当時の暦は正確さを失いずれが生じ始めていた――。日本文化を変えた大計画を個の成長物語として瑞々しく重厚に描く時代小説!
角川書店HPより引用)


日本の暦を作り上げる一大プロジェクトの過程を描いた歴史小説。

V6の岡田くん、宮崎あおいちゃんで映画化もされました。
でも主人公の春海は岡田くんのイメージじゃないんだけどなたらーっ(汗)

史実に基づいて描かれているのに、知らないことが多すぎました。
日本の暦を作ったのに、名前すら知らなかったしあせあせ(飛び散る汗)

歴史の教科書に載ってもいいくらいの一大行事だし、功績のはずなんですけどね。

碁打ち衆なる職業も初耳です目

暦も算学を知った上で、事細かに計算しつくされてはじき出される数字なんですね。
天文学的数字とはよく言ったものです。
文系の私には途中に出てくる問題の意味さえまったく分かりませんでしたけど。

下巻にはどんなドラマが待っているのか楽しみです。
posted by みづき at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月29日

永遠の0

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講談社より¥920で発売中

<あらすじ>
「生きて、必ず生きて帰る。妻のそばへ、娘の元へ」
涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくる――。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。

「俺は絶対に特攻に志願しない。妻に生きて帰ると約束したからだ」
「真珠湾に参加するとわかっていたら、結婚はしませんでした」
「零戦はかつて無敵の戦士でしたが、今や――老兵です」
「私には妻がいます。妻のために死にたくないのです」
「私は帝国海軍の恥さらしですね」

講談社HPより引用)


まだ今年も残り2カ月以上ありますが、間違いなく今年ナンバー1ですぴかぴか(新しい)

遅ればせながら、人気作読み終わりました本

ファミレスでご飯食べながら読むこともありましたが、人目も気にせず泣きました(笑)

これがデビュー作だなんて。
他の作品も気になりますね。

特攻で亡くなったという祖父を知るため、携わった人々を訪ね歩いていく形でストーリーは展開します。

それぞれの立場によって戦争というもののとらえ方が異なり、また祖父の宮部久蔵への思いも違ってきます。
改めて戦争の怖さを感じました。

正直、私の求めていた答えとは違っていましたけど、戦争や特攻という題材を生かしながら、エンターテイメントも融合した結末には感動しました。
今ですら最後の数ページを読んだだけでまた涙があふれます。

後世へと伝えていかないといけない本だと感じました。

映画がもうすぐ公開されると聞いて、興味が湧いていまするんるん
号泣覚悟なので、1人で観に行かないといけないです(笑)

でも私のイメージでは宮部さんは岡田くんではないんですよねあせあせ(飛び散る汗)
posted by みづき at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月17日

悪夢のエレベーター

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幻冬舎より¥630で発売中

<あらすじ>
後頭部の痛みで目を覚ますと、緊急停止したエレベーターの中。浮気相手のマンションで、犯罪歴のあるヤツらと密室状態なんて、まさに悪夢。笑いと恐怖に満ちたコメディサスペンス!
幻冬舎HPより引用)


口コミを見て、前から気になってた作品です✨

小説というより舞台劇のよう。
章が変わるごとに語り手も代わり、次から次へと明かされる真実。

ちなみに舞台化も映画化もされてるようです。

ジェットコースターのようなめまぐるしい展開で一気読みになること必至です❗

天と地がひっくりかえるようなスピード感✨
驚かされる以外にも笑える個所もたくさんあって忙しいんです(笑)
感情が追いつきません。

シリーズ化されてるので他のも読んでみたいです🎵





posted by みづき at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月08日

ラヴレター

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角川書店より¥460で発売中

<あらすじ>
雪山で死んだフィアンセ・樹の三回忌に博子は、彼が中学時代に住んでいた小樽に手紙を出す。天国の彼から? 今は国道になっているはずのその住所から返事がきたことから、奇妙な文通がはじまった。
角川書店HPより引用)


中山美穂さん主演で映画化もされましたが、残念ながら映画は観てないですあせあせ(飛び散る汗)

亡くなった婚約者が子どもの頃住んでいた家あてに手紙を出した博子。
返ってくるはずもないのに、同姓同名の差出人から返事がきます。

完全に映画の印象が強いので、博子はミポリンをイメージして読んでいきました。
けど、関西弁話すのはちょっと違うかもあせあせ(飛び散る汗)

神戸の博子と小樽の樹と語り手が変わりながらも、その後の展開に読み手もドキドキさせられました。

死と向き合おうとするヒロインが健気で愛おしく思えます。
純愛です黒ハート

映像も美しいらしいので、ますます映画も観たくなりました。
posted by みづき at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月05日

夏の名残りの薔薇

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文藝春秋より¥660で発売中

<あらすじ>
沢渡三姉妹が山奥のクラシック・ホテルで毎年秋に開催する、豪華なパーティ。参加者は、姉妹の甥の嫁で美貌の桜子や、次女の娘で女優の瑞穂など、華やかだが何かと噂のある人物ばかり。不穏な雰囲気のなか、関係者の変死事件が起きる。これは真実なのか、それとも幻か?
文藝春秋HPより引用)


私のチョイスの問題ですが、読むたびに恩田作品が分からなくなります。
どんどん複雑になっていくような気が・・・。

こちらは2004年に発表された作品なので、少し前ですね。

章が変わるごとに、語り手も変わります。
視点が変わって描かれる世界は、それもまた新鮮です。
そして、前章を少しなぞりながらも、変わっていくストーリー。
一体何が現実なのか分からなくなってきます。

謎も謎のままで消化不良でした💦





posted by みづき at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月31日

不安な童話

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新潮社より¥540で発売中

<あらすじ>
私を襲う、記憶が襲う――。

私は知っている、このハサミで刺し殺されるのだ――。強烈な既視感に襲われ、女流画家・高槻倫子の遺作展で意識を失った古橋万由子。彼女はその息子から「25年前に殺された母の生まれ変わり」と告げられる。時に、溢れるように広がる他人の記憶。そして発見される倫子の遺書、そこに隠されたメッセージとは……。犯人は誰なのか、その謎が明らかになる時、禁断の事実が浮かび上がる。

新潮社HPより引用)


久しぶりの恩田作品ですぴかぴか(新しい)

ミステリーです。

いきなり興味をひく展開が待っています。
最初からスピード感があります。

25年前に殺害された画家の死の謎が、デジャブや生まれ変わりというキーワードと共に描かれています。

絡み合う複雑な過去。

そして、まさかの結末。
25年経ってすべてが繋がり、ようやく暴かれた真相は悲しすぎます。

知らなくていいこともあるんだと切なくなりました。
posted by みづき at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月18日

「アリス・ミラー城」殺人事件

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講談社より¥820で発売中

<あらすじ>
あなたはチェスの駒になるか?プレイヤーになるか?
「著者の個性的な創作姿勢とこれからの活躍から、既に目が離せなくなっている」――千街晶之

鏡の向こうに足を踏み入れた途端、チェス盤のような空間に入り込む――『鏡の国のアリス』の世界を思わせる「アリス・ミラー城」。ここに集まった探偵たちが、チェスの駒のように次々と殺されていく。誰が、なぜ、どうやって?全てが信じられなくなる恐怖を超えられるのは……。古典名作に挑むミステリ。

講談社HPより引用)


なぜこの作品を読もうと思ったのかすっかり忘れてしまいました💦

だって、苦手なメフィスト系作家さんです⤵

う〜ん・・・。
何だか情景が想像しにくいです。
絵もところどころに入っていて、多少は補足の役割をしてくれているのですが。

現実離れしすぎているせいもあるかも知れません。

トリックも本当のこととは思えません。

それでも、なんとか謎の答えを知りたくて最後まで読みました。

ん・・・。
ずるい❗

最後の最後に示された答え。
確かに伏線はありました。
ってか、必死に探して見つけました❗
確かに描かれていました。

けど・・・。
納得いかないし、すべてが未解決。
すっきりしないまま終わってしまいました。

見破った方がいれば、すごすぎです❗





posted by みづき at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月08日

雷撃深度一九・五

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文藝春秋より¥660で発売中

<あらすじ>
昭和二十年七月、原爆を運ぶ米重巡洋艦インディアナポリスを叩くべく出撃した海軍伊五八号潜水艦。全く新しい戦争サスペンスの誕生

昭和20年7月16日、110余名の乗員と人間魚雷回天を乗せた伊五八潜水艦が呉軍港を出港した。フィリピン東方を通過する敵艦船をグアム―レイテ線上で撃沈せよとの特命を受けた倉本艦長は、宿敵マックベイ大佐と太平洋戦争における艦艇同士の最後の闘いに挑む。全く新しい戦争サスペンスの誕生! 解説・香山二三郎

文藝春秋HPより引用)


池上司さんによる作品です。
今作でデビューされました。

太平洋戦争時の日本対アメリカの海洋戦を描いています。
潜水艦ものが好きな私にはまさにうってつけ😃

「真夏のオリオン」というタイトルで映画化もされました。
映画は観ていません💦

アメリカ側と日本側を交互に描いています。
けど、登場人物が多すぎて💧
なかなか把握できませんでした。

軍隊ってポストの名前がややこしいんですよね。
誰が1番偉いんだか、良く分かりません💦

このタイトルの意味は、最後に分かります。

もう、一緒になって「行け〜‼」って叫んでました(笑)

それぐらい、緊迫感も臨場感もありました。

筆者あとがきで、半分はフィクションで半分はノンフィクションだと明かされています。
戦史に詳しくない私にはその境界線は不明ですが、インディアナポリスを撃沈させたことは事実。

物語自体は十分に楽しめたのですが、あとがきを読んで、すべてがこの物語のように展開していればなぁと思う作者の気持ちが痛いほど分かりました。





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2013年05月11日

明日の空

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集英社より¥1260で発売中

<あらすじ>
日本で新たに高校生活を始めた帰国子女の栄美。淡いときめきも別れの痛みも、いつかは青春の思い出になるはずだった。だが後に知ったのは……貫井徳郎が青春小説に仕掛けた「驚き」とは!?
集英社HPより引用)


2時間ほどで一気に読み切りました。
170ページなので、そんなに長くはありません。

3部構成で作られていて、時、主人公がそれぞれ違っています。

1部から2部になった途端、まったく接点が見つからず、どのような展開になるのかが不思議でした。

が、3部のラストで真相が明らかに‼

どんでん返しです。
そういうことか・・・。
それまでの人物像が一気に逆転します。

伏線が少なすぎて、あれだけじゃラストは想像できないですね💦

でも、やられた感はあります。

2部が、ミスリーディングを誘導させるようなお話なのがちょっと憎らしいです(笑)
posted by みづき at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月09日

重力ピエロ

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新潮社より¥704で発売中

<あらすじ>
ルールは越えられる。世界だって変えられる。読書界を圧倒した記念碑的名作。文庫化にあたり改稿。

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは――。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。

新潮社HPより引用)


伊坂作品です✨

映画化もされて、途中まで観ました💧
映画の方は、何だかハマらなかったんですよね💦

結局、放火も起きず、夏子さんが出てくる前に観るのやめちゃいました。

家族のキャスティングは頭の中に残ったままだったので、イメージしながら読みました。

いつもの伊坂作品にあるような、どんでん返しはこの作品にはありません。
だから、いつもの調子で展開を期待していると、物足りないかも💦

ミステリーというジャンルよりも、家族の物語ですね。
家族の絆が描かれています。

父子の間で交わされるハイセンスな会話がたまりません。





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2013年04月21日

変身

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講談社より¥620で発売中

<あらすじ>
世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯!
脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。

平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主の正体を突き止める。

講談社HPより引用)


結構読んでます、東野作品ぴかぴか(新しい)

こちらは、確か蒼井優ちゃんと玉木宏さんでドラマ化されてた気がします・・・が観てません。

脳移植がテーマになっています。

現代でもまだ人間の脳移植は行われていません。
しかし、この作品が発表されたのは1993年exclamation

20年も前なのに、まったく時代錯誤なく、リアリティを持って読み進められました。

途中までは展開の読める作品でしたバッド(下向き矢印)

移植されたことで人格まで変わっていてしまう恐怖・・・。
しかも本人は事件に巻き込まれて脳を損傷し、目覚めたときには脳移植がなされた後。
自分を救うための措置とはいえ、だんだんと自分が自分でなくなっていく様子がとてもリアルでした。
じわじわと他人に乗っ取られていく自分・・・。

そう思うと「自分」って何によって形成されているんだろう?と考えてしまいます。

脳の不思議だけでなく、ミステリー要素もあり、後半の展開は惹きつけられます。

脳移植は将来的には可能なのかも知れません。
実際にはどういう弊害が起こりうるのか分かりませんが、この本を読む限り、お断りしたくなりますね手(パー)
posted by みづき at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする