2017年03月05日

名もなき毒

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文芸春秋より¥918で発売中

第41回吉川英治文学賞受賞

<あらすじ>
世界は毒に満ちている。かくも無力な私たちの中にさえ

今多コンツェルン広報室に雇われたアルバイトの原田いずみは、質の悪いトラブルメーカーだった。解雇された彼女の連絡窓口となった杉村三郎は、経歴詐称とクレーマーぶりに振り回される。折しも街では無差別と思しき連続毒殺事件が注目を集めていた。人の心の陥穽を圧倒的な筆致で描く吉川英治文学賞受賞作。解説・杉江松恋

文芸春秋HPより引用)


宮部作品がここ最近多くなっていますが、読む順番を間違えました
こちらは、杉村三郎シリーズの2作目だそうです。
ストーリー自体に前作からの影響はほぼないので、問題なく読み進められました。

主人公の杉村三郎は大企業の娘との結婚で逆玉にのるも、まったく野心のない人畜無害な男。
人当たりも良くお人好しな主人公が周囲の事件に巻き込まれて行くお話。

以前にドラマ化され、小泉孝太郎さんが三郎役だったと聞き納得(笑)

三郎の職場で問題を起こすのが、アルバイトの原田いずみ。
ただ、こういう人いるよね〜。

毒は目に見えないからこそ、自分自身が侵されていても気付かないのかもしれません。
原田いずみだって、自分の振る舞いの原因が何かもわからず、衝動的な行動なんだと思います。

非常にリアリティのある作品で面白かったです。

取りあえず、第一作目から読んでみます。
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2017年03月03日

きみがくれた物語

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原題:THE CHOICE

アメイジングD.C.より¥4104で発売中

2016年度作品/アメリカ

<監督>
ロス・カッツ

<原作>
ニコラス・スパークス

<出演>
ベンジャミン・ウォーカー
テリーサ・パーマー(「X−ミッション」など)
マギー・グレイス
アレクサンドラ・ダダリオ(「カリフォルニア・ダウン」)
トム・ウェリング
トム・ウィルキンソン

<あらすじ>
幸せを切り裂く過酷な運命。
愛を貫くための、人生最大の『選択』とは―?

ノースカロライナ州の海沿いにある小さな町で運命的な出会いを果たして結ばれた、トラヴィスとギャビー。二児を授かり幸せな家庭を営む二人だったが、久しぶりのデートの約束にトラヴィスが遅れた日、ギャビーが交通事故にあってしまう。自責の念に駆られるトラヴィスは、目を覚まさないギャビーを前に「真実の愛のために人はどこまでできるのか」と何度も自問する。選択肢は白か黒か、二つしかない。トラヴィスには人生でもっとも重い、究極の選択が求められていた…。

アメイジングD.C.HPより引用)

<おすすめ度>
★★☆☆☆


「きみに読む物語」と同じ原作者ということで気になって観ました。
が、邦題からして寄せに行ってるし、「きみに読む物語」のほうが断然良かったし、内容もあらすじとは少し違う気が・・・。

運命的な出会いをして結ばれたように書かれていますが、結構恋愛部分に時間を割いていて事故からのほうがあっさりしています。

そもそもトラヴィスの「選択」がクライマックスではなかったです。

結末にはいろいろな捉え方があるんですね。
私はそのまま深読みせず額面通りに受け取ってしまいました。

原作ではどのように描かれているのでしょう?

私には王道なラブストーリーでした。
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2017年03月02日

精霊の守り人

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新潮社より¥637で発売中

<あらすじ>
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。
新潮社HPより引用)


ついにこのシリーズに手を出してしまいました。

綾瀬はるかちゃん主演でドラマ化されるのは知っていたのですが、放送には間に合わず観れませんでした。
いつか再放送されることを願いつつ・・・。

ファンタジーものなのはあまり読まないのですが、これは作者が児童文学者ということもあり、非常に分かりやすく書かれていて大人でも楽しめる作品でした。
そもそもあとがきで子供向けに書かれたことを知りました。
それくらい違和感はなかったです。

いろんな国の名前や文化などは出てきますが、しっかりとした世界観が作られた中でのお話しなので、まったく展開もぶれず混乱なく最後まで楽しめました。

妙齢の女性が主人公というのも珍しいのかも。
用心棒としての強さを持ち合わせながら、繊細さや優しさもあり、無敵すぎないところがちょうどいいです。

バルサの成長が楽しみなので、もちろん2作目も読みます
が、積読本が多いので、いつになるのか分かりませんが。
posted by みづき at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月23日

ニベア

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<ニベア ニベアクリーム 56g ¥298>


ハンドクリームのイメージが強いニベアクリームですが、スキンケアの最後のクリームとしてお肌に使いました。

某フランスメーカーの高級クリームと同じ成分で作られているとかいないとか。
それが本当ならお値段全然違うのに、こちらを使わない手はないですよ。

その本家のクリームも使用したことありますが、やはりこちらとは違う印象。

ニベアは少し油分が多めなので、テクスチャーはしっかりしています。
肌に乗せるのにもしっかり伸ばさないといけません。

たっぷりとってクリームパックとして使うのもいいです。
保湿力は感じられます。

冬場のスキンケアとして手軽にできるので気に入りました
posted by みづき at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | コスメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月22日

ラ プードル オートニュアンス

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<エレガンス ラ プードル オートニュアンス Tエレガント ¥10800>



前から気になっていたフェイスパウダーです。

お直し用のこちらとお家用のリクスィーズがあります。

こちらはコンパクトタイプなのですが、持ち出すことなく朝のメイク用として使っておりました

色は6種類あります。
ツヤとセミマットタイプに分かれるようで、まずツヤは速攻選択肢から消去(笑)
そこまで大きな違いはないのですが、Yと最後まで悩みました。

こちらの方が色がはっきりしています。
が、肌に乗せると色がつくわけではありません。
若干の色補正効果はあるかと思います。
これを付けると一気に透明感が増して、上品な仕上がりになります。

付属のパフでつけるせいか、コスパはあまり良くなさそうですが、あるとないとでは確実に仕上がりに差が出ます。

リフィルもあるので、気分によって色を変えて使えるのもいいですね。
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2017年02月21日

Mellsavon

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<Mellsavon クレンジングジェル フローラルハーブ 230ml ¥1296>



ジェルタイプのクレンジング料です。
オイルへのクレンジング力とクリームの肌への優しさのいいとこどりだそうです。

ジェルなのですが、テクスチャーは硬めです。
摩擦が気になるので、お湯を含ませて柔らかくしてから使っています。
お風呂場でも使えるタイプなので、水分が混ざっても問題なく使えます。
クレンジングはお風呂場派なので、嬉しい処方です。

洗浄力も高く、1度できれいさっぱり落ちるので楽ですね。
洗い上がりもつっぱらないです。
posted by みづき at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | コスメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月20日

今夜は眠れない

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角川書店より¥562で発売中

<あらすじ>
家族の絆を僕が取り戻す!

中学一年でサッカー部の僕、両親は結婚15年目、ごく普通の平和な我が家に、謎の人物が5億もの財産を母さんに遺贈したことで、生活が一変。家族の絆を取り戻すため、僕は親友の島崎と、真相究明に乗り出す。

角川書店HPより引用)


まさに眠れないので、夜中に記事を書いています。

中学生とは思えないほど冷静沈着な男の子が、親友とともに巻き込まれた不可思議な事件を解決していく物語。

あらすじをよく読みもしないで読み始めたものですから、最初はいきなりもらった5億をめぐって巻き起こるトラブルものかと思いきや、行きついた先には思いもよらなかった結末が待っていました。
お金の話ではなく、家族のお話です。

スケールの大きさとは違って、サクッと読めてしまします。

大事な部分が省略されていたり都合よく展開していく辺りは物足りなさがありますが、謎解きものではなく読み物として味わえばいいのかと思います。

宝くじ当たらないかぁ?と常に思っていますが(笑)、急にまとまったお金が手元に入ってくる怖さを知りました。

お金と女は恐ろしいですね。
posted by みづき at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月15日

舟を編む

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光文社より¥669で発売中

<あらすじ>
出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!
光文社HPより引用)


映画が話題となってから数年。
ようやく原作を読むことができました。
ちなみに映画は観ていません。

じっくりと味わって読みたいので時間をかけて読むほうなのですが、面白すぎて3日で読破しました。
私にとって異例の速さなんです。

今まで辞書作りなんで考えたことなかったけど、言葉を説明するという作業の大変さや奥の深さがとても伝わりました。

言葉は生き物なんですね。

長い年月をかけ、とても気の遠くなる様な作業の積み重ねでようやく1冊の辞書が作られているということを知りました。

馬締くんみたいに、こんなに好きなことを仕事にして一生涯をかけてみたいものです。
羨ましい。

広辞苑の編纂現場を取材しているテレビ番組があり見ていましたが、まさにこの作品のモチーフとなった現場だそう。
描かれている世界観がそのままでした。

ハードカバーがまさに「大渡海」そのものの作りになっているのです、ハードカバーで読むのが1番なのですが、文庫には最後のページにおまけとして載せられているのが憎いです
知らなかったので、最後のページを見て「これが大渡海か〜。」と感心してしまいました。

やっぱり三浦しをん最高と思える作品でした。
posted by みづき at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月12日

落下する夕方

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角川書店より¥605で発売中

<あらすじ>
別れた恋人の新しい恋人が、突然乗り込んできて、同居をはじめた。梨果にとって、いとおしいのは健悟なのに、彼は新しい恋人に会いにやってくる。新世代のスピリッツと空気感溢れる、リリカル・ストーリー。
角川書店HPより引用)


屍鬼のあとはサクッと読めるもので。
286ページと短めなので、すぐに読めてしまいました。

裏表紙には、
梨果と8年同棲していた健吾が突然家を出た。それと入れかわるように押しかけてきた健吾の新しい恋人・華子と暮らすはめになった梨果は、彼女の不思議な魅力に取りつかれていく。すると華子を追って健吾も梨果ののとへ来るようになり……。逃げることも、攻めることもできない奇妙な三角関係。そして愛しきることも、憎みきることもできないひとたち……。永遠に続く日常を、温かで切ない感性で描いた恋愛小説。
と、あります。

あらすじだけ読んでもわかるように、シチュエーションとは裏腹に(笑)、清らかな三角関係が描かれています。
奇妙なんだけど、全く違和感を感じません。
それが普通のことのように受け入れられてしまいます。

華子もとても魅力的。
振り回されたいという男性の気持ちもわからなくもないです(笑)

江國さんの描きだす世界観は少しずれているけど、それでも心地良いです。
posted by みづき at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月09日

屍鬼(五)

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新潮社より¥724で発売中

<あらすじ>
村人たちはそれぞれに凶器を握り締めた。「屍鬼」を屠る方法は分かっていた。鬼どもを追い立てる男たちの殺意が、村を覆っていく――。白々と明けた暁に切って落とされた「屍鬼狩り」は、焔に彩られていつ果てるともなく続いていった。高鳴る祭囃子の中、神社に積み上げられる累々たる屍。その前でどよめく群れは、果たして鬼か人間か……。血と炎に染められた、壮絶なる完結編。
新潮社HPより引用)


ついに完結編です。

これまでのスローペースな展開が、一転。
一気に終焉へと駆け込んでいきます。

だいぶグロテスクな表現が出てきます。
それでも引き込まれるように読み進めました。

ついに人間対屍鬼の闘いです。
そこには大義名分もなく、ただただ狩るか狩られるかの世界です。

途中、登場人物の多さを嘆きましたけど(笑)、いろんな家族やそれぞれの立場で描かれており、そのキャラクターの多さが厚みを出してくれていたことに最後に気付かされました。

読み終わった後にはまるでノンフィクションのようなリアリティが残りました。

この作品の醍醐味を一気読みして味わってほしいです。
posted by みづき at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする