2016年02月10日

時生

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講談社より¥831で発売中

<あらすじ>
「あの子に訊きたい。生まれてきてよかった?」
悩む妻に夫が語る、過去からの伝言

不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、20年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った――。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

講談社HPより引用)


久しぶりの東野作品

読み進めて行って・・・。
あれ?思っていた展開と違う。

子供がタイムスリップして若き頃の父親に出会うお話しです。
よくあるシチュエーションですね。

ぐうたらな若き父親の姿を見て、心を入れ替えさせるのかと思いきや。
ハードボイルドな展開に驚き。

それが後半で急展開。
一気に涙腺が緩みました。

なのに、涙で終わらないのがいいところ。
最後の一行でピシッと締めてくれました。

本当に一冊の中でいろんな感情が出てきます。
posted by みづき at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月09日

オデッセイ

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原題:THE MARTIAN

2015年度作品/アメリカ

第73回ゴールデン・グローブ 作品賞(コメディ/ミュージカル)受賞
               男優賞(コメディ/ミュージカル)受賞(マット・デイモン)


<監督>
リドリー・スコット

<出演>
マット・デイモン
ジェシカ・チャステイン
クリステン・ウィグ
ジェフ・ダニエルズ(「LOOPER/ルーパー」
マイケル・ペーニャ
ケイト・マーラ
ショーン・ビーン
セバスチャン・スタン
アクセル・ヘニー
キウェテル・イジョフォー
ベネディクト・ウォン(「ハミングバード」など)
マッケンジー・デイヴィス
ドナルド・グローヴァー
ニック・モハメッド
チェン・シュー
エディ・コー
エンゾ・シレンティ
ジョナサン・アリス
ナオミ・スコッ

<あらすじ>
宇宙飛行士として火星で探査中のマーク達は突然の嵐に巻き込まれてしまう。
急いで火星から脱出を図ろうとするも、マークに飛んできたアンテナが直撃する。
ほかの乗務員たちはマークが亡くなってしまったと思い、泣く泣く火星を飛び立つ。
しかし、マークは生存しており、たった一人火星に取り残されてしまったのだった・・・。

<おすすめ度>
★★★★☆


宇宙ものって、苦手なんですよね。
最近で言うと「ゼロ・グラビティ」の印象が強くて、これも面白くなさそうだなぁと。

事前情報を何も仕入れずに観に行ったのですが、意外に良かったです

原作も面白そうなので、読んでみようかと思っています。

まず、ジェネレーション・ギャップというか、時代も変わったんだなぁと思わされたのが、いきなり頭から火星のシーンから始まります。
何の説明もなく、火星で探査しています。

宇宙に行くことを一大スケールで描いていた時代は終わったんですね。
もう、火星での有人探査は当たり前の時代なんですね。
そこから、いきなり驚かされました。

そして、いきなり火星での放置プレー。

私なら速攻死を覚悟します。
なのに、マークは生き延びる方法を模索します。

しかも、次に火星に有人探査が訪れるのは4年後。
お先真っ暗ですよ、普通は。

やはり、宇宙飛行士になれる人は、考え方からして違うんでしょうね。

一生懸命に生きようとする人、一生懸命に救おうとする人達。
両方から描かれていて、あきらめない必死な姿は胸を打ちます。

単純な火星での生活もユーモアを交えていて、面白く描かれています。
観れて良かったです
posted by みづき at 15:27| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月01日

幻夜

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集英社より¥1036で発売中

<あらすじ>
幻の夜を行く男と女。息もつかせぬ傑作長編!
阪神淡路大震災の直後に、出会った男と女。男が犯した殺人を知る女は、彼を徹底的に利用し、野心を実現していく。だが彼女にも恐るべき秘密が――。名作『白夜行』の興奮が再び!(解説/黒川博行)

集英社HPより引用)


「白夜行」の続編という触れ込みで読んでみた作品。
「白夜行」を読んでから数年が経過しているのですが、最後まで読んでもどこが続編かわからない始末(笑)
解説を読んですべてを理解しました。

その時の恐ろしさといったら・・・。
自分の鈍感さにも驚きましたが(笑)

779ページもあるのですが、あっという間に読破しました。

すべての謎を明かそうとしないのがいいですね。
想像しながら、いい余韻に浸れます。

美冬の悪女っぷりはどんどんエスカレートしていき、もはやモンスター。
同情すらできないかも。
どこでこんない性悪女に成り替わってしまったのでしょう?
生い立ちや環境がそうさせたのでしょうか?

恵まれた美貌やキレる頭をもっと他に活かせたはずなのに・・・と悔やまれて仕方ありません。

ここまで自分の思い通りに操れてしまうと、最終的には何が目標なんだかわからなくなってきます。
生きるために罪を犯していたはずが、だんだんと罪悪感もなくなり、平然と罪を重ねていく姿が恐ろしい。

もう1度白夜行が読みたくなりました。
posted by みづき at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月27日

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)

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新潮社より¥724で発売中

第21回谷崎潤一郎賞受賞

<あらすじ>
孤独を恐れぬムラカミの登場人物の魅力に触れると、クリント・イーストウッドさえサラリーマンのようにみえてくる。(Wendy Lesser,EXPRESS)

〈私〉の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した〈私〉は、回路の秘密を聞いて愕然とする。私の知らない内に世界は始まり、知らない内に終わろうとしているのだ。残された時間はわずか。〈私〉の行く先は永遠の生か、それとも死か? そして又、〔世界の終り〕の街から〈僕〉は脱出できるのか? 同時進行する二つの物語を結ぶ、意外な結末。村上春樹のメッセージが、君に届くか!?

新潮社HPより引用)


完結編です。

村上さんは言いたいことをかなり回りくどく伝えてきますね(笑)

2つの異世界が今度ははっきりとリンクしてきました。
いいところで終わってしまったので、もう少し続きを描いてくれればという気もしますが。

生きていく上で大切なもの、人間の真の姿を教えてくれた気がします。

ひとまず私の中でのブームは終了。
頭使いすぎたなぁ・・・。
読むペースも落ちちゃったし。
posted by みづき at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月15日

AMERICAN EAGLE OUTFITTERS

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<AMERICAN EAGLE OUTFITTERS $19.95>



日本にも店舗は入っていますが、こちらはハワイのアラモアナセンター内の店舗にて購入です。

本当はハワイの旅行記も書きたかったのですが、撮った写真がほぼ食事(笑)
きれいな景色はほぼなしなので、今回はやめておきます。

さて、こちらはTシャツです。
単なるボーダーTシャツでなく、凝っているのがポイントですね。

AMERICAN EAGLEはお値段もお安めの設定が多いので、行くと必ず覗いてます。

ピッタリめなので、買ったはいいものの、ダイエットが必要です


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<AMERICAN EAGLE OUTFITTERS $59.95>



こちらはひとめぼれしたワンピです

アメリカンサイズなので、丈は長めです。
アシンメトリーな裾や裾の切り替えのところに透かし網が入っていて可愛いです

お胸の辺りはMサイズがよかったんですが、丈はSサイズがよくて、試着室で悩んで、結局Sサイズを購入。

まさにリゾートワンピで、とってもお気に入りです。
posted by みづき at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月14日

プロテクティング ファンデーション プライマー 

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<ポール & ジョー ボーテ プロテクティング ファンデーション プライマー 01 ¥3780>



化粧下地になります。

プロテクティングと名前に謳っている通り、SPF39PA+++と紫外線効果の高い下地です。
私は通勤時以外は紫外線に当たることもないので、SPFなどはあまり気にしていません。

お色は01のドラジェ。
テクスチャーはオレンジベージュのような色をしていますが、肌に乗せると色はつきません。
とてもみずみずしいです。

つけた瞬間しっとりとして、艶のある肌に仕上げてくれます。
すぐにファンデをつけても邪魔をしません。
浸透力は高いですね。

ただ、皮脂が気になる私には向いてませんでした
皮脂を艶と呼べるほどの分量ではないので・・・。

紫外線が気になる春〜夏につけるともっとひどいことになりそうです。 
posted by みづき at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | コスメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月13日

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)

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新潮社より¥810で発売中

第21回谷崎潤一郎賞受賞

<あらすじ>
幻想と冒険の物語。ムラカミワールドの出発点。

高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。

新潮社HPより引用)


しばらく続いていた村上春樹ブームもこれにて一旦終了です。

慣れてきたせいなのか相性がよかったのか分かりませんが、まだ読みやすい作品でした。

2つの世界が交互に描かれています。
一見、関係のない異なる2つの世界が、読み進めて行くうちに共通点が出てきます。
今後、この世界がどう関わり合いを持っていくのか気になります。

「ハードボイルドは現代で、世界の終りは夢物語?」なんて甘い考えをしていたら、いきなり出鼻をくじかれます(笑)
相変わらず、急な展開ばかり起こっています。
posted by みづき at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月28日

1973年のピンボール

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講談社より¥442で発売中

<あらすじ>
僕たちの終章はピンボールで始まった
雨の匂い、古いスタン・ゲッツ、そしてピンボール……。青春の彷徨は、いま、終わりの時を迎える

さようなら、3フリッパーのスペースシップ。さようなら、ジェイズ・バー。双子の姉妹との<僕>の日々。女の温もりに沈む<鼠>の渇き。やがて来る1つの季節の終り――デビュー作『風の歌を聴け』で爽やかに80年代の文学を拓いた旗手が、ほろ苦い青春を描く3部作のうち、大いなる予感に満ちた第2弾。

講談社HPより引用)


まだまだ村上春樹ブームは続いています。

相変わらず独特な政界感が広がっていて、ふわふわしてつかみどころがないです。
特別な事件が起こるわけでもなく、ただの日常。

でも、鼠と僕のクールな関係は好きです。

「風の歌を聴け」と続けて読めばよかったのかな?
正直、違いが分からないです。

ここにもすでに村上作品の象徴となるようなフレーズが登場しているので、すべての作品は根底でが繋がっているのかもしれません。
村上春樹を理解するには、デビュー作から順に、なおかつ一気に読まないとわからない気がします。
それをやろうとするには、私にはだいぶ根気がいりそう。

絶対間に他の作家の作品が読みたくなりそうです(笑)
posted by みづき at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月20日

西の魔女が死んだ

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新潮社より¥497で発売中

<あらすじ>
大好きなおばあちゃんは本物の魔女。生きる力も本物だった――。それからの物語「渡りの一日」併録。

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。

新潮社HPより引用)


初梨木作品です

おばあちゃんが魔女という設定なのでファンタジーかと思い敬遠していたのですが、面白いと評判だったので読んでみました。

魔女といっても魔法でなんでも解決してくれるわけではありません。
むしろ、逆。
助言はするけど、自分の力で踏み出しなさいという力強いメッセージが込められています。

221ページというページ数もそうなのですが、中身も童話というか小学生向きなのかと思うくらい読みやすいです。

私も小さいころはおばあちゃん子だったので、まいを見ていて昔を思い出しました。
ほのぼのしていて、懐かしい。

これはまいと同年代の小中学生の女の子に読んでもらいたいですね。

もちろん、それ以外の世代でも楽しめると思います。
私も仕事に疲れたら、また読み返したいです。

それくらい癒しと力をもらえます。
芯が強いけど優しくて、でも茶目っ気のあるまいのおばあちゃんが大好きになりました。

続編も収められていますが、おばあちゃんと過ごしていたころのまいとは違っているような気がして、ちょっと違和感。
しかも、成長とはまた違う感じ。
本編であるおばあちゃんとのエピソードがほっこりしていて涙もでそうないい終わり方だったので、急なテイストの変化で戸惑いました。

本編は好きです
posted by みづき at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月14日

彼女は存在しない

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幻冬舎より¥740で発売中

<あらすじ>
何者かに恋人を殺された香奈子。妹の異常行動を目撃した根本。次々と起こる凄惨な事件によって引き合わされた見知らぬ二人。ミステリ界注目の、若き天才・浦賀和宏が到達した衝撃の新領域!
幻冬舎HPより引用)


初めて読む作家さんです。
少しあらすじが足りていないので、裏表紙のあらすじを書き足しておきますと、
「平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日、突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める……。同じ頃妹の度重なる異常行動を目撃し、多重人格の疑いを強めていた根本。次々と発生する凄惨な事件が香奈子と根本も結びつけていく。その出会いが意味したものは――。」
とあります。

途中までは騙されないぞと気合を入れてミスリードせずに読もうとしていました。
けど、だんだんとボタンの掛け違えのような違和感が・・・。

最後に知らされる真相。
頭が混乱します。

どんでん返しがあってスカッとさせられたというよりは、お話しの重さで読後感はあまりよくないです。
悲劇の連鎖が続きます。

すべてを知ったうえでもう1度最初から読むと違ったこともわかるのかなぁと思いますが、あの苦しみをもう1度味わうのも辛いです。

中居君がおすすめしてたそうですが、こういった作品も読まれるんですね。
意外です。
posted by みづき at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする